ウサギとゾウ

2020-08-11 22:58:21 | 日記
インテリの座談会をYouTubeで聞きながら仕事。

先の大戦での日本軍の作戦を引き合いに出して、政府の新型コロナ対策の無策ぶりを批判していた。

だからGotoキャンペーンも東京オリンピックも、彼らにはありえないという結論だ。

冗談も交えながら進む会話を聞きながら、ぴょんぴょんと跳ねるウサギを連想した。

まあ、ウサギというにはみんないい歳のおじさんなんですが。

彼らがウサギなら、対応の遅い政府はカメか?と思いましたが、振り返ると政府も対応に追われながらいろいろやっている。

緊急事態宣言の中身の検証は必要だけど、跳びつづけるウサギのような忙しさだっただろう。

じゃあカメはどこだ?と風呂に入りながら考えた。

考えながら、ふと昔読んだ絵本を思いだした。

大きな優しいゾウさんの体の上で、小さな動物たちが遊んでるという話だ。

何をしてもゾウさんは「いいよ」と言ってくれる。

体に落書きしても「いいよ」とゾウさんは許してくれる。

最後はゾウさんの足跡の水溜まりで、小さな動物たちが水浴びをしておわる。

まあ、結局カメにはつながらなかったわけですが、僕らはゾウの上で遊ぶ小さな動物たちみたいなものかもしれないと思いましたよ。

そういうことから考えると、ゾウさんは国家みたいなものかもしれない。

小さな動物たちがゾウさんの上で批判しあって、自分がおりこうさんだと思ってたりさ。

じゃあ誰がゾウさんの事を大事に思ってるかといえば、それは小さな動物たちそれぞれだろうけど。

話を国家にもどせば、今回の政府のGotoキャンペーンもインテリが叩くほどの事ではないと思うよ。

それより、新型コロナを恐れ過ぎて、緊急事態宣言やPCR陽性者の隔離をやる方が国家を深く傷つける事になるだろう。

それでも国家は拒むことはないだろうけどね。












コメント
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