医療現場のドキュメンタリーをyoutubeで観ました。
いろんな患者さんの対応で休む暇もないんですよね。
そこへまた新たに患者さんがきて、医者の診察では明らかに新型コロナに感染していても、PCR検査では陰性と出てしまうんです。
陽性じゃないと受け入れてくれる専用病床がないということだったかしら。
とにかく医者は焦るわけです。
重症化する前になんとか手を打たなければならない。
応急処置として患者さんには病院の外で点滴をしてましたね。
そのあと再検査して陽性となったようですが。
新型コロナウイルスを指定感染症2類から5類に下げればこんな事にもならないのにと思いながら観てました。
医療現場に限らないとは思いますが、何が起きるか分からない現場で素早く対応するためには、現場のルールに任せなければならないという事じゃないですかね。
アニメ制作でもプロデューサーが制作システムを作って、それに沿って作ればベルトコンベアに乗ったようにクオリティーの高い作品が短期間で出来上がると思いこんでる方もいるんです。
そのシステムで作ってみたら、1年で完成するはずのところが結局3年かかってしまいましたよ。
開けてみなければ分からない事ばっかりなんですからね。
その経験の蓄積も制作現場にあるということでしょう。
だから安易にPCR検査を増やせととか指定感染症2類のままでいいという人の言ってる事って、現場を知らないアニメのプロデューサーと同じなんじゃないかと思っちゃうね。
でもアニメのプロデューサーは、最後のところは責任とるから偉いとおもうよ。