親しみ

2022-03-02 23:05:44 | 日記
僕にとっての皇室というのは、親しみがありながら、とても遠いところにある。

男系男子派にとっては、僕が思う親しみというのが邪魔に感じてるのではないだろうか。

それほど皇室に持つ強いイメージがあるという事だろう。

その究極の形がY染色体だろう。

おそらく男系男子派の頭の中では、Y染色体が神々しい光を放っているのではないか?

そこには親しみという思いは入りようがない。

しかし人が親しみを持つ事は止めようがないし、遠い空の星を見る時でさえ、人は様々な思いを巡らさずにはいられない。

そういう自然に湧いてくる思いを殺して、皇室を遠ざけてしまうのは、とても残念なことに思えてしまう。

皇室への親しみは、馴れ馴れしいとか、バカにしてるというふうに、男系男子派には思われるのかもしれない。

特に僕の場合は、皇室の歴史をきちんと勉強したわけでない。

しかし、Y染色体が男系男子派の口から出て来た時は「なんて無礼な奴らなんだ?」と思わずにはいられなかった。

「遠い存在」と「Y染色体」というイメージが、僕の中では全く合わない。


男系男子派も人だ。

おそらくは心に湧いてくる親しみを払いのけるために、編み出したものなのではないか?

煩悩と格闘する修行僧みたいなものだろうか。

ならば独りでやっていてほしいと思う。

Y染色体にこだわることは、皇室への敬愛ではないだろう。

親しみも敬愛のひとつと考えるのが自然ではなかろうか。










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