現在、日本の新型コロナの死者数は12746人という事になっています。
これは去年の最初の症例から今年の5月27日までの感染症上の報告です。
死因を問わずにPCR検査で陽性になったら死者数にカウントして報告するようにと言われてる数字です。
そして、去年の最初の症例から一年の、今年の1月15日までの死者数は4314人。
インフルエンザの年間の死者数と比較する場合は、12746人ではなく、同じ年間の死者数4314人で比較しなければなりません。
そしてその4314人が感染症上の報告なのか、それとも医者の死亡診断書を精査して記載されたものなのかということです。
ちゃんとした数字をだすには時間がかかるそうです。
死亡診断書をもとに、去年の最初の症例から11月までに新型コロナで亡くなった方は、2074人だという厚生労働省の報告もあります。
ECMOや人工呼吸器をつけて亡くなった方は今年の5月7日までに、1070人という報告もあります。
いずれの報告からも新型コロナで亡くなった方の数は、日本のインフルエンザ流行時の関連死を含めた死者数10000人には届きません。
そういうことから指定感染症2類から季節性のインフルエンザと同じ5類に下げるという議論があるわけです。
新型コロナで亡くなった方12746人という数字は、今年の5月27日までの感染症上の報告だという事を改めて書いておこうと思いました。
PCR検査陽性者=感染者ではありません。
果たして、新コロで本当に亡くなった方は何人なんでしょう。
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