第4波もだんだん終わっていくな。
風邪のウイルスが蔓延しては収束していく様子を、毎日グラフで見る事になるとはね。
最近はPCR検査数と陽性者数の推移を気にして見ています。
検査の数が増えたり減ったりしてるのを見ると、人の動きが見えてくるようでさ。
陽性か陰性かなんて事に振り回されてさ。
哀れだよな。
第4波でも子供は一人も死なない。
どんなに蔓延してもさ。
日本人にとってはいかに弱いウイルスかってことだよな。
老人の最後の命の灯を消すウイルスではあるけどね。
「最後の命の灯」というのが、最近気に入ってるんですよ。
なんでかなあ。
僕はまだ老人じゃないけど、毎日最後の命の灯をともして生きてるみたいでさ。
朝起きたら、もう一日が終わったような顔をしてるしね。
でも、なかなか消えないんだよね。
しつこいというか、なんというか。
今朝『オドレら正気か?』を観まして。「子供に五輪を見せてやれ!」という小林先生の言葉に胸が熱くなりましたよ。
先生の子供たちへの特別な思いを感じるのと同時に、今コロナ禍で辛い思いをしている子供たちへの僕自身の愛情の足りなさを感じて、ちょっと落ち込んでしまいました。
「子供たちに五輪を見せてやれ!」という言葉には100%同意します。
大会開催中はどの競技も、子供は無料で見る事ができたらもっといい。
僕がオススメしたいのはトラック競技ですかね。
親戚のおじさんがアシックスの偉い方で、僕に世界陸上を見せてくれた事がありましてね。
チケットを買うお金なんてないですから。
その頃の僕はすでに大人になってましたが、初めての体験に感動したのを覚えています。
それが幻想的でね。
走りながらコーナーを回ってくる選手たちの足が、地上から浮いて飛んでるみたいなんですよ。
体型も動きも同じ人間とは思えない。
広い競技場の観客席からはカメラのフラッシュが、数えきれないぐらいキラキラと光ってるしね。
こんな世界があるのかと、夢を見ているようでしたよ。
その日は会場からどうやって帰ったかも覚えてません。
あの光景を生で、今の子供たちに見せてあげたい。
選手もむちゃくちゃ気合いが入るでー。