コンテンツビジネスに関心にあるので、
先日、Webサイト上にて、次のサイトを覗いてみた。
民主党の長島一由衆議院議員が、インタビュー式で
其の模様をのせている。
No1
No 2
内容は「民主党政権は、映画産業を積極的に支援するか?」
もうひとつは「なぜ東京で大規模な映画撮影ができないか?」を中心に
語っている。
ハーバード大学のジョセフ・ナイ教授が唱えた「ソフトパワー経済」から
始まって、論議をかもしだした事業の仕分けでの「アニメ殿堂」の見直しなど、
いまの、現政権の文化芸術への理解度のひとつが、大いに参考になる。
理解度という表現をしたが、まだ弱いなという感をもったので、ここに 投稿することと
なった次第であるが、ご存知のように、19世紀末ぐらいから、急速に、IPを中心とした
テクノロジーの発展とネットワークインフラの普及と充実により、
多彩な表現方法とメディア世界がグローバル的になってきて、
著作権をはじめとして、色んな問題が指摘されつつ、これらの解決に向けて
取り組まれているのも事実である。
「事業の戦略性が不十分」で「だから、削ったとか、見直しを図った」
と語られているが、その前に、政権政党としての産業化を含めての
文化芸術のビジョンを確立する必要があるのではないか?

(写真は、記事に関係なく、病気の見舞いでいただいた花と花 :撮影1月25日)
大いに現政権を支持するものとして、書かせてもらっているが、
不景気な経済下のした、閉塞感が漂い、人間性喪失の痛ましい事件が
数多くみられ、未来への扉が見えなくなってきているこの現状。
人としての生きがい、充実においては、その人間性を豊かにする文化:芸術観が
是非とも必要なのである。
「博愛」は、自然発生的に生まれてくるものではなく、それなりの、環境的条件と
人々が主体的に成長してから誕生するものであり、文化芸術はそれらを助けてくれる
歴史的価値のある生命体である。
「コンクリートから人へ」この具体的政策施策の確立と具体的実践が求められている
のではないか。
2010.1.25 松瀬 徹
にほんブログ村

バナー毎のクリック支援、お願いします。