今年最後の投稿となる 「原発依存」
年内にどうしても投稿したかったものである
それは、
12月16日(金)NHKのTV番組、特報フロンティア
「原発依存」〜九州電力と自治体、そして原発マネー〜
九州電力の原発依存の体質とその構造を内容としたものであり
久しぶりにNHKも「いい仕事」をしているな!と実感。
(製作は、福岡、佐賀、鹿児島3局の合同製作・制作)
放映内容は、
次のように、進んでいった。
1974年 「電源三法」制定
↓
依存を生んだ原発マネー
「原子力発電の優等生」
↓
原発推進の陰で
●元九州電力社員 井原東洋一氏
当時、九電内の少数組合ー「全九電」総評系、その時代での
「九州電労」同盟系 との統合の際の
労組としてのエネルギー政策についての
経緯が話された。
それは、「全九電」としてこだわったのが、
「原子力発電については、新エネルギー開発までのエネルギー源
と位置づける。」
その上、過度的なエネルギーだと位置づけて
両組合の合意が図られたと。
しかし、その声も小さくなっていって
疑問をもっていても 言わないという風土でしょうか?
言えないのか、言わないのか
そういうものが形つくられてきた ・・・・・と
★参考
●井原東洋一氏のブログサイト「ここでトヨさん出番です」
http://toyoichi.blog.so-net.ne.jp/
●原子力発電を考える石巻市民の会
九電労組OBの会、九電に「脱原発」を求める!
http://shiminnokai.info/cat58/post-40.html
番組はさらに、原発依存の問題点
↓
自治体を動かす原発マネー
↓
原発マネーの構造
↓
(私たちが収めている電気料金が寄付金として使われている)
↓
原発の町
(寄付金の実態)
↓
巨額の寄付金
(九電の思惑)
・端的にはギブアンドティク
行政は原子力発電所を置かしてやる、それなら、
地域に何らかの協力をしなさい。
寄付金はお互いが出せる範疇、求める範疇、
折衷として最終的に寄付金額が決まる。
しかし、まだまだ、不透明だと・・・・
そして、いくつかのゲストのコメントで番組は終わる。
-----------------------
● 12月27日の西日本新聞の朝刊の
「九電九州考」では、九電社長辞任表明
「再稼働のため身引く」
信頼回復ではなく、冷酷なビジネス追求だけしか
彼の頭の中にはないのだろう。
● 同じく、12月30日の朝刊のトップには、
やらせ後も「関係」不変
原発の町”接待”忘年会 今年も
私のコメント「ホントニ、困った会社と町である」
★
1月5日・12日新年特大号 「週刊文春」
● 上杉隆 ー最後の渾身ドキュメントー
隠し続けた90日「福島原発衝撃の真実!官邸、東電、大メディアの「原罪」
● 東京電力と放射能の「タブー」すべて話そう
坂本龍一×河野太郎 120分白熱対談
-------------------------------
(参照)電源三法(でんげんさんぽう)とは、電力に関する法の総称のこと。
以下の三法のことである。
電源開発促進税法
特別会計に関する法律(旧 電源開発促進対策特別会計法)
発電用施設周辺地域整備法
これらの法律の主な目的は、電源開発が行われる地域に対して補助金を交付し、
これによって電源の開発(発電所建設等)の建設を促進し、
運転を円滑にしようとするものである。
1960年代以降の日本の電力は火力発電所に比重を強めていたが、
1973年に起こった第1次石油危機が発生して、火力発電所に依存する日本経済が
大きく混乱した。
それを受けて、1974年に火力発電以外の電源を開発することによってリスク分散
をし、火力発電への過度の依存を脱却することを目的として制定された。
電源三法による地方自治体への交付金は電源三法交付金(でんげんさんぽうこうふきん)
と呼ばれる。
ウィキペディア出典より
-------------------------------
今年も「松浦からFUKUOKAへ」にお付き合い頂きまして、有難うございました。
皆様方の御多幸を祈ります。
松瀬 徹

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年内にどうしても投稿したかったものである
それは、
12月16日(金)NHKのTV番組、特報フロンティア
「原発依存」〜九州電力と自治体、そして原発マネー〜
九州電力の原発依存の体質とその構造を内容としたものであり
久しぶりにNHKも「いい仕事」をしているな!と実感。
(製作は、福岡、佐賀、鹿児島3局の合同製作・制作)
放映内容は、
次のように、進んでいった。
1974年 「電源三法」制定
↓
依存を生んだ原発マネー
「原子力発電の優等生」
↓
原発推進の陰で
●元九州電力社員 井原東洋一氏
当時、九電内の少数組合ー「全九電」総評系、その時代での
「九州電労」同盟系 との統合の際の
労組としてのエネルギー政策についての
経緯が話された。
それは、「全九電」としてこだわったのが、
「原子力発電については、新エネルギー開発までのエネルギー源
と位置づける。」
その上、過度的なエネルギーだと位置づけて
両組合の合意が図られたと。
しかし、その声も小さくなっていって
疑問をもっていても 言わないという風土でしょうか?
言えないのか、言わないのか
そういうものが形つくられてきた ・・・・・と
★参考
●井原東洋一氏のブログサイト「ここでトヨさん出番です」
http://toyoichi.blog.so-net.ne.jp/
●原子力発電を考える石巻市民の会
九電労組OBの会、九電に「脱原発」を求める!
http://shiminnokai.info/cat58/post-40.html
番組はさらに、原発依存の問題点
↓
自治体を動かす原発マネー
↓
原発マネーの構造
↓
(私たちが収めている電気料金が寄付金として使われている)
↓
原発の町
(寄付金の実態)
↓
巨額の寄付金
(九電の思惑)
・端的にはギブアンドティク
行政は原子力発電所を置かしてやる、それなら、
地域に何らかの協力をしなさい。
寄付金はお互いが出せる範疇、求める範疇、
折衷として最終的に寄付金額が決まる。
しかし、まだまだ、不透明だと・・・・
そして、いくつかのゲストのコメントで番組は終わる。
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● 12月27日の西日本新聞の朝刊の
「九電九州考」では、九電社長辞任表明
「再稼働のため身引く」
信頼回復ではなく、冷酷なビジネス追求だけしか
彼の頭の中にはないのだろう。
● 同じく、12月30日の朝刊のトップには、
やらせ後も「関係」不変
原発の町”接待”忘年会 今年も
私のコメント「ホントニ、困った会社と町である」
★
1月5日・12日新年特大号 「週刊文春」
● 上杉隆 ー最後の渾身ドキュメントー
隠し続けた90日「福島原発衝撃の真実!官邸、東電、大メディアの「原罪」
● 東京電力と放射能の「タブー」すべて話そう
坂本龍一×河野太郎 120分白熱対談
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(参照)電源三法(でんげんさんぽう)とは、電力に関する法の総称のこと。
以下の三法のことである。
電源開発促進税法
特別会計に関する法律(旧 電源開発促進対策特別会計法)
発電用施設周辺地域整備法
これらの法律の主な目的は、電源開発が行われる地域に対して補助金を交付し、
これによって電源の開発(発電所建設等)の建設を促進し、
運転を円滑にしようとするものである。
1960年代以降の日本の電力は火力発電所に比重を強めていたが、
1973年に起こった第1次石油危機が発生して、火力発電所に依存する日本経済が
大きく混乱した。
それを受けて、1974年に火力発電以外の電源を開発することによってリスク分散
をし、火力発電への過度の依存を脱却することを目的として制定された。
電源三法による地方自治体への交付金は電源三法交付金(でんげんさんぽうこうふきん)
と呼ばれる。
ウィキペディア出典より
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今年も「松浦からFUKUOKAへ」にお付き合い頂きまして、有難うございました。
皆様方の御多幸を祈ります。
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