棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

白鳥の飛来地-犀川

2010-01-23 09:28:49 | 山郷の暮し
松本平から安曇野を流れる犀川は、上高地から流れ来て、やがては信濃川に合流する。
清流が流れる美しい川で、冬の今、自然の見事なドラマを観ようと、観光バスが並ぶところがあります。
御宝田とけっこうな名前のついた、河川敷にある公園です。
川辺に並ぶ大砲みたいなレンズの標的は、遠くシベリヤから飛来してきた白鳥です。
スースーと泳いでいる姿は優雅ですが、写真を撮っても少しも面白くない。
やはり、峻烈なアルブスを背景に、編隊を組だ白鳥の飛翔をものにしたいもの。
しかし、タイミングは難しいようで、見事な編隊を観測できるのは午前中は10時ごろか。
近くの田圃に餌を食べに行く時と、夕刻に帰ってくる時らしい。
ですから、私のように天気がいいから白鳥でも見に行くか、と「御宝田-ごほうでん」にいても、鴨のむればかり。
「まーー今日は疲れたから寝ていよう」というノテな白鳥オジサン。
観光バスから降りてきたオバチャンが、白鷺を見て「なんだかチッチャナ白鳥ね」「ぜんぜんいないジャン」「寝ている鴨ばかり」
ということになってしまいます。
詳細については、ブックマークの 風は森は友達-安曇野物語 をご覧ください。

我が谷から見える常念岳とは迫力がちがいます。
お昼ね白鳥ばかり。餌場の田圃に行けばソリャーー賑やかです。

ryusun

つぶやき

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子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本