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気ままに生活してるシニアの残日録

名曲喫茶「ヴィオロン」に行く

2024年03月08日 | カフェ・喫茶店

阿佐ヶ谷の名曲喫茶「ヴィオロン」に行ってきた。本年初訪問。駅北口から歩いて数分で着く。昼過ぎに到着すると既に何名かの先客があるが座席はまだ余裕がある。壁際の席に腰かけコーヒー500円を注文。

壁には「会話はご遠慮ください」との小さな張り紙がある。基本的には一人で来てクラシック音楽を楽しむ喫茶店である。

ここは現在かけている曲が何か掲示しないため、知らない曲だと店主に聞くしかない。ところが先日テレビで放送中のクラシック音楽ドラマ「さよならマエストロ」を見ていたら、芦田愛菜が市役所に来た老婦人がメロディーは覚えているけど曲名が思い出せなくて困っているとき、偶然、そのメロディーのレコードを聞き、すぐに曲名検索のスマホアプリを使って調べているところを見た。早速ネットで調べてみると「Shazam」というアプリがあることを知り、Appleストアーで入手した。今日はそれを試してみようと思い、使ってみた。

今日は1時間半ちょっと滞在し、滞在中に4曲のLPがかかっていた。それをShazamで調べた結果は

  • ハイドンの主題による変奏曲(ウィーンフィル・フルトヴェングラー)を含むLP
  • ショスタコーヴィッチ、交響曲1番(アルトール・ロジンスキ、クリーブランド管弦楽団)
  • 不明
  • モーツアルト交響曲33番(バレンボイム、イギリス室内管弦楽団)を含むLP

1曲だけ曲名がわからない、と出たものがあった。これは使い始めて初のことだ。ただ、このアプリの威力を感じた。素晴らしいものだ。カメラモードで見ると花の名前などがわかるアプリもあるし、昨年海外旅行に行ったときに使った音声認識の自動翻訳アプリもあるし、技術革新の速さには目を見張るものがある。まだ知らない便利アプリがあるかもしれない。

今日は週末のせいか来ている客も女性や若い人もいたが、1時間以上じっくり聞いているのはシニア層である。時間に余裕があるからだろうが良い趣味だと思う。室内は少し暗く灯りはすべて蛍光灯ではなく電球なのが良い。個人的な好みからはもう少し外光が入って明るい雰囲気の方が良いが、少し暗めの方が集中して音楽を聴くにはいいかもしれない。

今日は午前中、読書の時間が十分に取れなかったのでKindleを持参してここでじっくり読んだのはよかった。このKindleというのも便利なツールである。私のKindleの中にはもう57冊分の本が入っている。何か調べたい時など、Kindleの検索機能を使えばたちどころにたどり着ける。ブルーライトでないので目にも優しい。家で本箱の蔵書も増えない。本箱が場所を取りすぎているとの家族からのクレームは読書人にとって頭の痛い問題であろう。

更に、私は1、2か月前からAIのChatGPTを利用している。メールアドレスなどわずかな情報の登録で利用できるようになり、重宝している。もちろん無料だ。便利な世の中になったものだ、いつまでも新しいものに興味をもって挑戦する姿勢を維持していきたい。

じっくり楽しめました、また来ます。



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