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気ままに生活してるシニアの残日録

雑司が谷のBiblio.Classic Cafeを訪問

2024年11月04日 | カフェ・喫茶店

雑司が谷にあるビブリオ.クラシック(カフェ)に行ってみた、初訪問、この店はカフェであるとともに、ピアノ教室であり、クラシックの声楽個人レッスンの店でもある、私はカフェに興味があったので行ってみた、初訪問

店のホームページ(こちら)によれば、このカフェは香り高い珈琲や紅茶とクラシック音楽でゆったり優雅なくつろぎを提供するクラシック・レコード・ライブラリ・カフェである

特徴としては

  • 選りすぐりの珈琲や紅茶(1杯800円から1,000円)
  • アナログレコード(LP)12,000枚
  • 真空管アンプと手作りのヴィンテージ・オーディオ装置
  • 美術関係の書籍

西池袋の自由学園から徒歩で20分くらいは歩いただろうか、明治通り沿いのビルの3階に店はあった、店のドアを開けると突き当り正面の壁にびっしりとLPレコードを収納したライブラリーがあり、右の道路に面した窓側にはピアノを挟んで大きなスピーカーが鎮座している

座席はテーブルが4つあって、その周りに8人分の椅子がある、先客が1名、座席に腰かけグアテマラとマロンケーキを注文1,300円、再生しているクラシック音楽に身を任せる、ここでは音楽の再生スタイルをお客さんが選べて、実演イメージとBGMスタイルがある、この日は多分実演スタイルであったから音は大きめである、しかし会話が禁止というわけではないようだ

店主は音に対するこだわりがあり、クラシック音楽はアコースティックな楽器や声を直接聴くものであり、アナログで聴くべきであるとの考えだ、いいことだと思うが実践するのは熱意と知識と時間と金がいるでしょうから普通の人はなかなか難しいと思う、そうであるからこそこのような店が成り立つのでしょう

珈琲とケーキが出てきた、珈琲の値段は高めだけど、2杯分提供してくれるので、提供されるサービスに比べ高くはないでしょう、いや、安いくらいだ

リスエストをどうぞと言われて、「シューベルトの4つの即興曲D935、op142(ピアノはケンプ)」をお願いした、あとで気付いたのだが、このカフェで毎日再生する曲目はホームページに再生記録として毎日アップデートして公開されているから驚きだ

再生される曲はアルバムが掲示されるのですぐにわかる、私が滞在中に再生された曲は、

  • ベートーベン、チェロソナタ3番、カザルス・ゼルキン
  • ハイドン、弦楽四重奏曲77番「皇帝」
  • シューベルト、4つの即興曲、ケンプ
  • グリーク、ピアノ協奏曲、アルトモン

曲の合間に店主とちょっと話をすると、この店をオープンしたのは8年前、趣味が嵩じて仕事になったというご経歴、美術鑑賞も好きで、それでライブラリーには美術館関係の本も目立った

素晴らしい空間だと思った、珈琲やケーキもうまいし、音は素晴らしいし、店内の雰囲気も落ち着いていてくつろげる、長時間滞在するのも大歓迎という雰囲気、夜も10時まで営業しているというからすごいものだ

結局、この日は2時間近く滞在したがちっとも疲れなかった、くつろげました、また来ます

さて、帰りは近くの雑司が谷鬼子母神に寄ってみた

鬼子母神は、法華経の守護神として日蓮宗・法華宗の寺院で祀られることが多く、「恐れ入谷の鬼子母神」の入谷の真源寺、ここ雑司が谷の法明寺鬼子母神堂、市川市の遠寿院(法華経寺塔頭)の鬼子母神が有名である(江戸三大鬼子母神)

鬼子母神は安産・子育(こやす)の神様として広く信仰の対象となっている

勉強になりました



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