RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

「で、俺の命の値段はいくらなんだい?」

2006-09-07 14:22:43 | あかんがな
ネイティブアメリカンの言葉で

「地球環境は祖先から譲り受けたものではなく、未来の子供たちから借り受けたものである」

というのがある。
5日のひとりごっちは、「で、俺の命の値段はいくらなんだい?」で終わったが
これは、ジョニーデップ初監督作の映画「ブレイブ」でネイティブアメリカンの青年が、
妻と子供の為に自分の命を売る決心をして言う台詞なんだけれども。
世界が経済で成り立っている今、そしてこれからもっと命の値段は下がる、
もうバーゲンセール状態、バナナの叩き売りのごとくになっていくだろう。

今日の新聞には世界の人口65億人突破、過半数はアジア、
2050年には90億人、ちなみにインドは去年の1位から2位に落ちて
中国が1位に返り咲き、すごいのは15億9270万人から
11億1950万人に減っている、つまりインドでは1年間で人口が
4億7320万人も減っているってこと、これってすごい数字なんじゃないの

昨日のひとりごっち、女は井戸に捨てられる、に書いたことが反映されていると納得して、
生まれてこれなかったインドの女児たちに合掌したRURUです。

日本は1億1220万人で世界10位である、でも日本は高齢化対策もあって、
少子化に歯止めをかけたいから、昨日の皇位継承第3位のご誕生のおめでたムードに便乗して、
産めよ増やせよ対策に突入か?
その前に子供を生んで安心して育てられる社会をつくってくれよ、と
今日も思うわけです。
その人口記事の上には自殺者年間約3万人の国、日本の今を象徴する記事が載ってました、
自殺で保険金回収3649件、消費者金融大手5社
(アコム、アイフル、武富士、プロミス、三洋信販)
が借り手の自殺によって2005年度に生命保険金による事実上の債権回収が
3649件されていたとある、消費者金融全体では借り手の死亡によって、
39880件に上るらしい。
借り手が気づかないまま消費者金融と、
保険会社の間で契約が結ばれていた事例もあるらしいから、
お金を借りる人は同意の上納得して借りようって言ってみたところで、
そんな余裕もなく借りるんだよねせっぱつまると。

「さてあなたの命の値段ですが」
「これくらいでどうです」
「安いって?!あなたにそんな値打ちがあると思ってんのかい?」
「このくらいでもかなりうちはがんばってんだよ!いやならよそにいっとくれ」
「・・・お願いします。」ってことになるわけです。

地球にも借りがある人間たちですから、できますれば
戦争なんかで絶対に人口対策せぬように、切にお願いいたします。