秋になると、旅にでるものと、のこるものとにわかれます。
いつだって、そうでした。
めいめいの、すきずきでいいのです。
あたらしい門のとびらがひらかれます。
不可能を可能にすることもできます。
新しい日がはじまるのです。
そして、もし人がそれに反対するのでなければ、
どんなことでもおこりうるのです。
(ムーミン谷への旅より)
ホームページ作りはけっこう面白い、があ~、肩がこる目が疲れる、
精気がこのブラックBOXに吸い込まれる~、それにしても
日本語名データ画像や写真が認識されないのには、
ちょっとちょっとといいたくなる。
飛行機がどうして飛ぶのか本当はわかっていなくて、
つまり仮説だとか書いてある本があるらしい、読んでないけど。
それにパソコンがなぜこんなに無限に情報を飲み込んでいくのか、
本当にちょっと怖いが、こんなブラックボックスはほかにも
いろいろあって、きっと仮説のままどんどん世界で増殖していくのだ、
グーグル(ネット検索エンジン)は第二次大戦前までさかのぼって
新聞や雑誌の記事を検索できる新サービス開始。
古いものでは1700年代のニュース(古くてもニュース)
の記事も見られる。タイムの記事は無料だが、ワシントンポストなどは
大部分が有料で、いずれ英語以外の言語でも開始する計画があるらしい。
すごい!こりゃ有明海でエチゼンクラゲも増殖するはずだわ。
地球の周りを飛んでいる飛行機や人口衛星の軌道を図でみたら、
「なんじゃこりゃー!」と松田優作のGパン刑事も叫ぶぐらい、
くさった饅頭にたかるハエぐらいに多い。
そんなに人間は旅に出たいのか、そんなに地球の裏側が見たいのか?
それより私は地球の輪切りが見てみたい。
スイカも輪切りで食べたことがないのに?
地球をCTスキャンしてみたら、マグマのまわりに中性脂肪が・・じゃなく
きっと廃棄物で脂肪肝?
タイのタクシン元首相はアメリカからロンドンへ逃避行、ロンドンには私邸があり
留学中の娘が住んでいる、妻らもシンガポールにすでに飛び、
ロンドンで落ち合う模様。
タクシン氏は今月中旬ヘルシンキで開かれたアジア欧州会議(ASEM)で
同席した小泉元首相に「「余生を楽しむ党」を作ろう、小泉首相が党首でわたしが
幹事長だ」とジョークをとばした。
余生を楽しむどころか国民は、不況増税社会保険介護保険値上げ値上げで
痛みに耐えているのに、なんか「余生を楽しむ党を邪魔する党」でも作らねば。
大人は結局お金を持っている子供であって、
子供との違いは今ひとつ、見つからない気がする、
特に首相や大統領や長と名の付く権力のある人々が特に・・・。
平和の意味が難しい世界に住んでいることが寂しい。
ムーミントロールのうた
はるかに つづく あの道 この道 行ってみたいな 歩いてみたい
ドアの むこうに フィリフヨンカ であいに こころ おどらせてるよ。
だけど なんだか 世界には ふしぎなことも あふれてる。
大きなモラン 小さなミィ 白いニョロニョロ 黒いヒョウ
どうして こんなに ちがうんだろう。
きみは ほがらか ぼく はにかみや トロールと トロールなのに
「はい」と「いいえ」ほど ちがうじゃないか・・・。
ぼくは ムーミントロールさ。
そうだ きっと この世界 ぼくには 大きすぎるんだ。
草に あたまを もたせかけ 手足も しっぽも まるまって、
思いまどうの もうよそう。
ほかの だれかに まかせておこう。
あたたかく やさしい 夏の日だまり うっとり ねむってしまいそうだよ。
世界は 青く すんでいて かぐわしい においに みちている。
じゅもん となえて ミントロ・ルーン、
ちょっと うらない わるくないけど 自由きままに ムーミントロール、
なんにも しないで のんびり ねころがって いたいんだ。
きみと おんなじ、ぼくは トロール。
そうだ わかった 世界って、ぼくが いるから、あるんだね。
(渡部 翠 訳)
ムーミン愛好会博多支部いのこりRURU提供
PS
今日この「RURUのひとりごっち」にアクセスしてくださった貴重なお方々に
明日の23日(土) 22:00~22:50 NHK-FM ラジオオーディオドラマ
シリーズ・ドイツの現代文学「太陽通り」トーマス・プルスィヒ原作、香取俊介脚本
(作家、脚本家 NHK大河ドラマ「山河燃ゆ」他、作品多数)
が放送されます、ぜひ聞いてみてね。
香取俊介のホームページは左のブックマークの下から入れます。
文芸春秋社より新作「北京の檻」も発売中。