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第37回上尾市美協展開催

気になるモノライン対策!米国株価

2008-01-31 07:44:04 | 証券・金融
 米低所得者向け住宅ローン問題で動揺が続くなか、新たなショック。








サブプライム関連の証券化商品の信用を支えた「モノライン」と呼ばれる
金融保証専門の保険会社が格下げされ、他の証券化商品や米地方債
市場などにも混乱が広がる恐れが出てきた。













モノラインショックの仕組み
「格付け会社のフィッチ・レーティングス」は18日に米国で「4大モノライン」
とされる大手の一つ「アンバック・アシュアランス」の格付けを最上位のトリ
プルAから2段階引き下げた。
(資本増強策の予定を取りやめたのが直接の理由のようす)
 信用力が低いサブプライムローン関連の債権を集めた証券化商品が高い
格付けを得ていたのは、借り手が払えなくなっても、モノライン保険が元利
金の支払いを保証していたことが大きな理由だ。


モノライン(金融保証会社) 格付けの高いモノライン保険の保証が付くことで
投資家の安心感が増し、証券化商品の売買を支えてきた。


 ところが、サブプライム関連の債務の不履行が増えて、モノライン保険が
実際に支払わなければならない事例が増えると、中小のモノライン保険の
信用力が低下しその流れが大手にも波及してきたからだ。


モノライン保険は、米国の州政府などが発行する地方債の保証からスタート。
外資系関係者は「モノラインの影響が深刻化したら、米国の債券市場全体の
問題になる。




 国内の損害保険会社は11日、金融保証保険で340億円の保険金を支払
う可能性が生じたと発表。
サブプライムローンを一部に含む証券化商品の保険を引き受けている。
格付けが一定以上悪くなると清算できる条件だったため、支払うリスクが生じた。









FOMCで0.5%利下げは適切でFFレートが3%、米公定歩合は、3・5%になり
ました。株式市場は、とりあえず評価されよう。

株価の下値固めがはじまりそうだが、、、、懸念は、1・5兆円ほどのモノライン対策
の行方、、、

米国は、大統領、バーナンキFRB議長の大胆な景気対策と金融政策が
実施されれば、日本の株価は急反発上昇のトレンドを描くことでしょう。

日経平均株価は、とりあえず14201円まで上昇か!
                      そして、15015円も期待できそう!

 バーナンキFRB議長は、経済・金融政策の過去の遅れをとり戻しに全
エネルギーをつぎ込むと思われます。


(アルベルト譽)