








千厩の町を歩いて、足が限界に来ていた。でも目の前に「摺沢」があるのに無視して通過も出来ない。しかも、もしかしたら摺沢に行くかもと思い、それだけの為にライカM10モノクロームを持参してきた。他の場面は全てフジのカメラで撮ったが、摺沢だけは「ずーん」と沈んだモノクロで撮りたい。さて、今回の写真について若干の解説をしたい。一連の写真は駅前にクルマを停めて、食品スーパーまで牛乳を買いに行く、その往復の過程で撮ったものだ。その牛乳とは、「不二家牛乳」。不二家乳業という会社が作る牛乳は、岩手県南部の生乳から作られている。その会社があるのが、このモノクロの地「摺沢」である。ペコちゃんの描かれた牛乳パックは違和感ないデザインだけど、実は他の地域では売っていない(ネットでも購入できるらしい)。摺沢周辺では一般的なスーパーマーケットで売っている。地域の人はそれが当たり前なので、普通の牛乳として買っている。摺沢は、そんな町である。ね、好きになったでしょ。
LEICA M10 MONOCHROME / SUMMICRON M35mm ASPH
(iPhone 13 PRO)
私もこの牛乳の存在を知りませんでした。
こんなのあるんだ!
ビックリです。
この牛乳なら飲みきり200㎖サイズで学校給食で出せば、子供ウケして喜びそうですけどね。
昔は街のあちこちにペコちゃんの人形も有って 頭をちょっと叩くと 軽くリズミカルに揺れます
数寄屋橋交差点に不二家のケーキ売り場 ここでクリスマスケーキを買って家に帰る サラリーマンのささやかな夢でした
2階には喫茶室があり 外の賑わいを見ながらケーキと珈琲も絵になる光景でした
経営不振で倒産? その後 わずかに再建され飯田橋の神楽坂に直営店があり ペコちゃんの姿も見えます
不二家の発祥の地はここですか?
ここの工場のタンクにはペコ・ポコが描かれているようで、聖地ですわ(笑)
神楽坂のペコちゃん焼き、なつかしいです!
給食には牛乳瓶で提供されていたようで、その瓶にもペコちゃんが描かれています。
瓶は僕も欲しかったです。
仰る通り、不二家は今はヤマザキの系列会社になりました。
不二家の牛乳は、不二家のお菓子やケーキの原料の生乳を提供するために作られた小会社で、岩手の大東町と不二家の合弁会社だったそうです(1962年創業)。
原料の提供だけでなく、地元では牛乳を販売し、学校給食にも提供したそうです。
そんな事情で、この地だけで今も昔も不二家牛乳が売られているそうです。他地域では売っていません。
ちなみに、ものすごく美味しい牛乳ですよ。
ミルキーとかケーキの原材料でもあります。
こんなに熱く語られるとは意外です(笑)。
岩手は牛乳の旨いところで、葛巻牛乳、湯田牛乳、小岩井牛乳、そして不二家牛乳。
それが牛乳だけでなく、美味しい洋菓子にもなるのでしょうけど、こんなモノクロの町由来なんて想像できませんでした。
ちなみに僕は「ペコちゃんのホッペ」が懐かしいです。