秋田県は南北に長く、しかも内陸部へのアクセスには山脈超えが必須となる。従って、ここ鹿角市は非常に遠い。僕の家からの距離でいえば、岩手県の盛岡市に行く方が近い勘定になる。実際、鹿角市は、明治以前は南部藩(盛岡藩)に属していた。文化的には、岩手県北部及び青森の一部と結ぶ付きが強かった。僕にとっては、とても興味深い町である。
写真は鹿角市の中心部(鹿角花輪駅前)。幾つかの目的地の一つだったので、滞在時間は少なかった。撮った写真も以前と同じカットばかりだった。それでも、町写真を楽しむという意味で、久しぶりに楽しい時間を過ごした。滞在時間は約25分だった。一時間100円の駐車場に車を停めたけど、係の人が気の毒がって「50円で良いです」と言われた。そういう訳にはいかないと100円払おうとしたけど、50円しか受け取ってくれなかった。ほっこりした。
LEICA M10 / SUMMICRON M35mm ASPH
雨はきっとまだつめたいのですね。
ミステリーの冒頭で子供時代を回顧するような、
ここはそんな雰囲気の町なのでしょうか。
路地裏や行き止まりに安堵する。
たまにそういう町がありますよね。
住むのは無理でも、この街中に一度宿をとって夜も歩いてみたいです。コロナが落ち着いたら・・・。
これは人にいえない秘密なのですが(いま言っていますが)、内田康夫氏のミステリー(探偵)小説の浅見光彦シリーズが密かに好きでして、鹿角が舞台の編もあります。
「きりたんぽ」発祥の地とされます。