一部の方からは、「こんな時期に何を考えていやがる!!」と批判を受けるかもしれないが、花巻台温泉で一日過ごしてきた。台温泉は花巻温泉郷のどん突きに位置し、周囲を山肌に囲まれた地にある。川沿いの狭い通りに古くからの温泉宿、湯治宿が建ち並ぶ。その殆どが小規模な旅館であり、娯楽的な要素はないが、夜になると静かな静かな時間が流れる。その「籠もっている」感が、僕は大好きだ。本当は定宿の鉛温泉に行きたかったけど、あちらは「そこそこ」混んでいるらしかったので、台温泉の湯治宿(一泊二食)を選んだ。ご覧のような質素で、こじんまりとした部屋である。これが良い。
今回の宿泊にあたっては、「岩手旅応援プロジェクト」を利用させて貰った。コロナワクチン接種などを条件に、岩手県に加え、秋田、山形、宮城の4県在住者に補助(割引)と地域クーポン(一律2000円)が支給される。元々は青森県も含まれていたが、新型コロナ感染者が増えたので、除外されてしまった。割引は宿泊1万円以上で5000円、つまり1万円の宿に5000円で泊まることが出来る。僕が泊まった宿は7000円強なので、3000円の補助。つまりは4000円ほどで泊まることが出来る。1万円の宿と1000円しか違わないじゃないかという考えもある。でも僕は写真のような宿に泊まりたかった。吉野屋旅館、家族経営のアットホームな宿である。宿泊客は僕以外には、もう一組のみだった。これだったら、空いているラーメン屋さんに行く方が、よっぽど「密」になるだろう。ご飯は値段からすると考えられない量で、朝晩とも部屋食だ。「一子相伝の秘密の木の下」で取れる松茸を使った土瓶蒸しが名物である。熱い熱い台温泉の湯に浸かり、一人酒を飲みながら飯を食い、また湯に浸かり、本(今回は山本周五郎)を読む。尚、湯治宿なので酒の持ち込みもオーケーだ。僕は瓶ビール(大)を宿で頼み、あとは持参した日本酒を愉しんだ。まさにここは天国だ。
ご覧のような質素で、こじんまりとした部屋である。これが良い。
全く同感。激しく同感です。
実は脚の指を怪我しましたが、それはそれ。
静かな静かな温泉街で、じんわりと噛み締めました。
追伸:確か、のりさんが以前に台温泉にお泊りになったという記事を見た記憶があります。外観だけですが、明日の記事に多分その宿の写真があると思います。
今回で三回目の宿泊です。割引のおかげで、瓶ビール1本を頼んでも、4800円。
むしろ贅沢な行為だと思いました。
雪景色憧れます
って言うか、昔は楽しんだのに...
お勧めのスノーブーツがあったら、教えて下さいな~
静かな場所で籠もって、瓶ビール(大)もいれて4800円。地域クーポン2000円つき。風呂も貸切状態と言うことなしでした。
スノーブーツですが、どれが良いか僕も分かりません。実際、いま靴ずれ+シモヤケでひどい状態です。
耐水性、防寒性、すべらなさ、+一定のデザイン。バランス良いものは少ないです。
僕は持っていませんが「ワークマン」のスノーブーツが話題になっているそうですよ。