先日、話題になっていたニュースです。
Google Mapの地図情報が改ざんされていたという問題についてです。
都心の皇居や警視庁などを検索し、ズームアップするとその場所とは全く関係の無い表記が表示されるという現象が
発覚しました。
google側のコメントは、「様々なところから情報を得て作られているため、今後、他の場所の情報も同じような現象が
生じる可能性がある。」とのこと。
このコメント内容を聴いて、何かしっくりといかない印象を持ったのは、私だけでしょうか?
情報の入手経路をきちんと整理、把握していれば、何か対応が出来たのではないかと感じてしまいます。
またその前に、データを改ざんされないような対策を先に打つことが重要なのですが。
安易に、第三者が侵入して、データの書き換えや改ざんが出来ないようにする施策も必要ですし、またオープンにデータを
募集しているのであれば、そのデータの出所や信憑性を確認する仕組みを構築する必要もあるのではないかと思います。
かつて、私が、教育ソフトメーカーに勤務していた頃、ある教育委員会の指導主事から注意を受けていたことを思い出しました。
「今の人は、インターネットなどに流通している情報を信じすぎる傾向にある。その情報の発信元は何処なのか、信頼できる
情報源なのかの確認をしようとしない。その作業は最低限の道徳の部分だ。それを安易に信じるぐらいなら、辞書を引いたほうが
むしろ正確な情報を得られると思う。」
もっともなことだと思います。今回の事を通して、インターネットとは何か? 情報とは何か?ということを再認識して、
正しい情報入手の方法を考える良い機会になったのではないかと感じます。
【工芸品ショップ泉亀(いずかめ)】ショップサイト
http://www.izukame.com