【工芸品ショップ 泉亀(いずかめ)】の店主のブログ

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災害ボランティアの経験から・・・

2018-07-20 10:00:00 | 日記

7月初旬の西日本豪雨災害は、各地に甚大な被害をもたらしました。



これぐらいの時期になると思い出すのですが、私自身も以前勤務していた会社からの要請で、かつて災害ボランティアに参加させて頂いた



経験があります。









数年前の新潟中越地震の時です。あの時も夏の非常に気温の高い暑い時期でした。




「私なんかで、果たしてお役に立てるのだろうか・・・?」



という不安がありましたが、会社からの指示なので従わない訳にはいきません。至急、新潟に入りました。




会社からは、すでに先遣隊が入っていて、1週間単位で後から来た班と交代します。




私の班は、第4週目の班で、第1班や2班は、本当に土砂や瓦礫の撤去や炊き出しを行なって主に体力勝負のボランティアだったそうです。



私の4週目の班になると、災害対策本部や社会福祉協議会から「被災者のメンタルヘルスケアに徹して下さい。」と依頼がありました。




暑い中、一軒ずつ、お宅を訪問し、「困っていること、今の悩み、心配事、メンタル面は大丈夫か。」などをリサーチし、報告します。







中には、お宅が、倒壊寸前で、どんな言葉を掛けていいのか分からないような方も居られました。








今後、災害ボランティアに参加されようとお考えの方もおられるかもしれませんが、老婆心ながら、被災地に入られる前に、



次の点について、再度ご留意されることをおすすめします。



・交通費(往復分)、宿泊地を各自で用意できること。


・自身の食料、飲料水は各自で用意できること。


・短期的(一日のみや休日、週末のみ)のボランティアは非常に敬遠される可能性が高いということ。参加できない場合もあります。


 それは、きちんとした引継ぎが出来ないためです。少なくとも1ヶ月程度は、被災地に居ることができる方が重用されます。


・全て自己責任でボランティアを遂行しようとする意志があること。(事前に傷害保険などに加入される事をおすすめします。)



私の場合は、事前に、会社側が全て手配してくれていたので、現地では、ボランティア要員として参加させて頂くことができました。



現地では、出来れば、個人ではなく、会社もしくは団体としての参加で、その中で班体制を作り、交代される際、引継ぎを班同士で完了



できる方が求められます。





被災地の方は、本当に必死で一日一日を乗り越えようとされておられます。



せっかくの善意が、仇にならないように、現地の方の心情をまず考えて、行動を起こされることをおすすめします。



そして、決して、二次災害に巻き込まれないように充分にお気を付け頂ければと思います。


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