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私自身もこのブログタイトルについて上手くご説明出来得るほど、銘木や銘木工芸品を理解している訳ではないのですが・・・
しかしながら、昨今、
「銘木も経年変化ってするよね・・・?」
「銘木工芸品のそれって、良いことなの?悪いことなの?」
「そもそも経年変化って何・・・?、経年劣化とは違うものなの?」
など、ご質問を頂くことが稀にあります。
【木製ボールペン 屋久杉(ヤクスギ)】
私も理解していたつもりだったのですが、いざ説明するとなると、いやはや、意外に難しいと感じました。
そこで、私なりにですが、調べさせて頂いたり、勉強させて頂いた内容を今回、ご紹介させて頂こうと思います。
これは、私なりの勝手な解釈なのですが、銘木、木材は単に伐採してしまったら、そこで生育が止まってしまうということはないという
のが一般的な概念になります。つまり伐採されても細胞などはまだ完全に死滅している訳ではないため、生育は続いていくのです。
「それはいつまで・・・?」
それは、例えば、樹齢100年の木があったとしたら、伐採後も、おおよそ100年は生育し続けると考えられています。
それどころか、木材というものは、樹齢と同様の年数ぐらいは、強化していくものと考えられています。
ですから建築材に長く使われてきた理由も納得がいきます。
【木製ボールペン 桜(サクラ)】
その木材の中で、銘木は、時間が経過すればするほど、色合いが増したり、深みが出たり、渋い味わいが出るものがあると謂われます。
銘木の中には、シミや瑕かなと思われていたものが時間を経るとともに消えたり、無くなったりするものもあります。
それが、「銘木の経年変化」であると解釈されています。
例えば、革製品が、銘木でいうそれと良く似た性質を持ち合わせていると謂えます。
革のバッグや財布、革靴などは、使えば使うほど、使う人の手や脚に馴染んでいきますよね。それは革製品の経年変化だと思います。
銘木工芸品も同じように、使えば使うほど、手に馴染ませれば馴染ませるほどに、「いい感じ」に変化していきます。
それが「銘木工芸品の経年変化」とご理解頂ければ幸いです。
それでは、「銘木工芸品の経年変化の代表格」と称される逸品をいくつかご紹介します。
まずは、やはり、「桑(クワ)」を使用した商品ではないでしょうか・・・?
【木製ボールペン 桑(クワ)】
使い込むことで、黄褐色の色にさらに深みが出て味わいのある色合いに変化していきます。
それを楽しみたい方もおられるため、渋いファンを多く持つ銘木でもあります。
こちらの商品は、その桑(クワ)を使用して仕上げられたボールペンです。
そして、こちらも、
【木製ボールペン 一位(イチイ)】
一位(イチイ)も面白いように手に馴染むような味わいのある色合いに変化していきます。
また一位(イチイ)は、「学業成就」「出世」「開業」の縁起木でもあります。
こちらの商品は、一位(イチイ)で仕上げられたボールペンです。
「銘木工芸品の経年変化を楽しむ」という観点からご自分だけの逸品にめぐり会って頂く、それも銘木工芸品の楽しみ方のひとつとして
ご認識頂ければ幸いです。
今回は、「銘木の経年変化」をテーマにご説明をさせて頂きました。
間違っていなければ良いのですが、銘木業界内の方など、「そうではない!」というお考えの方も当然おられると思います。
まだまだ若輩の店主の私共でございます。その点は、何卒ご容赦頂ければと思います・・・
是非、私共の提案で、末永くご愛顧頂けるような素敵な逸品に出逢って頂けましたなら、幸いに存じます。
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今後とも「工芸品ショップ泉亀(いずかめ)」を何卒宜しくお願い申し上げます。
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