当店で取り扱っている数々のラインナップ商品たち・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/8e/95aacedb06d109c966b3a860aafe72f0.jpg)
【矢絣模様寄木バッグ】
上記のようなバッグなどは、稀少な銘木を使い、寄木細工と呼ばれる手間のかかる技法を取り入れ、まるで美術品のような鑑賞価値
のある商品として仕上がっています。卓越した腕を持つ匠の成せる技の集合体であり、秀作と呼ぶに相応しい商品です。
そして、こちらの商品たちも・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/16/10ed013601ed8138fff664c46032a1c1.jpg)
【木の葉みたいなバレッタ(縞黒檀)】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/b4/a3c5f806b248601d8ed91917fcd499c6.jpg)
【木の葉みたいなブローチ(ブラックチェリー)】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/a0/4b536ca66bdff04133049d09b4afee66.jpg)
【槐でできたペンダント ペアセット】
これらは、アクセサリーのカテゴリーに属する商品たちです。
そして、加工の技法や使用されている銘木の樹種、材質、デザインなどは、当然それぞれが個性を持つために異なります。
ですから、匠がそれぞれに趣向を凝らし様々な方法で作られていますが、仕上げに関しては、意外に共通している部分もあります。
まず、荒削りと謂われる技法で、形を整えていき、少しずつ、ヤスリなどをかけていきます。
これは、直接、製作を担当した匠から聴いたお話ですが、
「仕上げの時は、少しずつヤスリなどで仕上げていく訳だが、やはり気を使うし、手間もかかる。最初は、荒削りから始めて、少しずつ
状態を見ながら、ヤスリの番手を変えていくんだ。ヤスリの番手は番号が増えるほど細かくなる。最後は800番手から1000番手で仕上げる
のが普通。それで、蜜蝋で仕上げたり、オイルフィニッシュをして、初めて仕上がりとなる。」
そして、
「当たり前だが、始めから、ヤスリをかけても何の意味も無いし、もっと手間がかかるだけ。荒削りで、銘木に最初に負荷を掛けるから
綺麗な仕上がりになる。」
とまるで銘木工芸品を全く知らない初心者に諭すように教えて頂きました。
だから、次第に角が取れて丸くなったり、光沢が出て、銘木自体の輝きが現れたりしていきながら、銘木工芸品と呼ばれ、
鑑賞価値のある商品となって、多くの方にステータスや優越感を与えられる逸品として認められていくのですね。心から納得です。
そのお話から、ふと、私自身が思った事なのですが、
「人間の心も銘木工芸品を生み出すのと案外同じかもなぁ・・・」と感じました。
というのは、
「優しい言葉を掛けられたら、人は嬉しいけれど、そればかりでは角がある人間になってしまい、成長はしない。」
「時には、荒削りにような、少し厳しいとも取れる言葉も必要で、それで、人の心癖や角のような悪い部分を取り除いていく。
それは、少し痛みも生じることもあるが、それはいずれ人が光り輝いていくために必要な行程の一つである。そして、少しずつ番手
の細かいヤスリのような優しく温かい言葉で人を丁寧に仕上げていく。
すると角が取れて、心の綺麗な優しい光り輝くような誰もが羨むような心の人間になる事ができるのではないか・・・」
と思えました。
私もまだまだですが、時には、厳しく言って下さる方にも、「私自身がいずれ光り輝いていけるようにと磨いて下さっているんだ!
感謝だな!」と思えるような人格形成を目指していきたいと感じます。
時間はかかるかもしれませんが、少しずつ・・・
店主として、社会人として、そして何より人として・・・
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