【工芸品ショップ 泉亀(いずかめ)】の店主のブログ

銘木を用いた工芸品を専門に取り扱う通販ショップの店主のブログです。
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モノを売るということ。

2016-09-15 10:00:00 | 日記

最近、色々なドラマがありますが、その中で、「勉強になるなぁ。」と思いつつ、観ているドラマがあります。



「HOPE 期待ゼロの新入社員」というドラマです。



契約社員で総合商社に入社した高卒の新入社員が色々な経験を経て、企業組織の中で働くということを学んでいくというストーリーです。




その中で、社内での立ち振る舞い方であったり、いかに自社に利益を生み出していくかだったり、無知な状態から色々と学んでいく姿は




観ていて参考になります。




例えば、ある研修を通して、「必要なモノを必要としている人に売る」ということの難しさなどが描かれています。




当たり前のことですが、これがなかなか難しい。それを分かりやすく主人公が演じてくれています。




私もかつては、モノを売る営業マンでしたので、色々と当時を思い出します。




買って欲しいという思いが強すぎて、「要らない!」と凄い剣幕で怒られたり、「もう来るな!」と叱られたり・・・




でもそういう経験を通して、「モノを売る」という本当の意味を体験したような気がします。




それは、今、ショップを運営するようになっても同じかもしれません。




ユーザー様がお探しのモノが何か、お困り事が何かを察知し、より良いご提案をさせて頂くこと、その基本は変わっていないように感じ



ます。









ショップ運営で、一番悩む事は、銘木工芸品に携わる匠の中には、「自分が作りたいモノを作りたいように作る」という傾向にあります。




それを如何に、「ユーザー様が必要としているモノに変えていくか」「匠にそういうモノを作ってもらえるように依頼していくか」という



ところが、商品をプロデュースする私共が非常に苦労するところです。




「作品ではなく商品を作って欲しい。」この言葉を常に申し上げて、当店から仕入れ先の匠の方々にお願いしています。





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養蚕と桑の銘木との関係。

2016-09-14 10:00:00 | 銘木の豆知識と匠の技

先月、富山に帰省した際に訪れた五箇山。



その合掌造りの家の2階も見学させて頂きました。










そこでは、蚕を育て、その繭から絹糸を採り、生計を立てていた様子が伺えました。




その蚕の唯一の飼料とされるのが桑の葉です。蚕はそれしか食べず、桑の葉を置いておけばそこから逃げ出すこともないそうです。




また蚕は、古くから人間に飼われ、現在、野生のものは一切存在しません。人が育てなければ生きていけない生き物なのです。








その蚕は育つと蛹になる過程で、繭を形成していきます。その繭から絹糸を採取して、衣料などに生かすとして、養蚕業は五箇山の方々



にとって、かけがえのないものとなっていきました。









蚕を育てる上で、その餌となる桑の葉も当然必要となる訳ですから、桑園というのも作られ、桑の木が育てられたそうです。




ですから、桑の銘木が多く存在する地域の近くには、養蚕業がさかんであった場所も存在するといえるみたいです。











戦後の世界恐慌などから、絹糸などの海外市場が大きな打撃を受け、養蚕業にも影響が加わりました。





またナイロン製品などの代替品も多く出回り、養蚕業への需要にも影響が出ました。




それで、桑園などもしだいに減少していき、桑の木も少なくなったということが考えられます。





桑の銘木、経年変化により、使い込むとしだいに色合いが渋い色に変わっていきます。



また杢目などにも特徴があり、桑特有の雰囲気があります。




このように産業にも人々の生活にも深く関わってきた桑、その銘木も今ではすっかり稀少な存在となりました。




当店では、桑の銘木を採用した商品が多くございます。













是非、ご自分だけの逸品に出会って頂ければ幸いです。








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ドンキホーテ。

2016-09-13 10:00:00 | 日記

千日前のなんばグランド花月の前には、かつて大きな「ジュンク堂書店」があったのですが、今はこのようになっていました。







「ドンキホーテ」です。安売りの殿堂に変わっていました。




私も知らない間に変わってしまったようで、びっくりしました。




かつては、ミナミには、大型書店があまりなく、此処も、難波駅周辺では重宝される書店のひとつでした。




それが、駅の地下街や複合施設にも書店ができるようになり、本を探しに此処まで脚を運ぶ方も少なくなったのかもしれません。




ミナミのテナントの入れ替わりのサイクルは驚くほど早いようです。






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なんばグランド花月。

2016-09-12 10:00:00 | 日記

こちらも千日前のシンボルとして、有名なスポットですね。「なんばグランド花月」です。








吉本新喜劇や漫才などが観覧できるスポットだけでなく、芸人さんの着ぐるみが居たり、吉本グッズのお店があったりとこれもまた、




大阪文化の発信基地のような役割を果たしています。




此処を訪れる方は割りと、他府県から来られる観光客の方が多いようです。最近では外国人観光客の方も多くお見かけするようになりま



した。




でも、地元の大阪の人間、特に私には、当たり前にある場所というふうに写ります。日常の風景という感じですね。






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千日前。

2016-09-11 10:00:00 | 日記

ミナミといわれる地域は、あまり範囲は広くないにもかかわらず、この千日前商店街の辺りも非常に賑わっています。









ミナミといえば、道頓堀とこの千日前付近にかけてが一般的に紹介されているみたいですね。



何故、千日前と呼ばれるのか、それは、この近くに、法善寺といわれるお寺があり、古くから千日念仏として知られていたからといわれて


います。




私も、かつて幼い時に、「法善寺の水かけ不動さん」として、祖父に連れられてお参りしたそうです。あまり覚えていませんが・・・





この辺りは、本当に飲食店を中心に多くのお店で賑わっており、たこ焼きなど「大阪観光」をイメージさせるものも多くあります。





今では、この千日前商店街だけでなく、南海難波駅周辺や道頓堀の手前までも千日前と呼ぶみたいですね。そのほうが多くの観光客に認知



されるからかもしれません。







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