10月22日にWindows7が発売になったので、そのことも「(ブログに)書かないといけないなぁ」と思っていた矢先、ショックなニュースが飛び込んできました。ジャストシステムの浮川会長、副会長のお二人が辞任とのこと。これは・・・、ちょっと絶句ですね。う~ん、こういう結論しかなかったのだろうか。
かつて、パソコンはフロッピーベースで利用するのがあたり前だったころ、大人気のワープロソフト「一太郎」は突然、「パソコンにメモリを増設し、ハードディスクも装着しないと使えません」と言ったのです。費用もかかることですから、多くのユーザーは渋々だったと思うけど、メモリを増設し、ハードディスクを装着しました。そしてハードディスクの使用感を体験したユーザーは、2度とフロッピーベースの使用には戻らなかったのです。「一太郎が目指したのはこういうことだったのか」と日本中のユーザーが納得したとき、それは同時に、1企業が日本全体のパソコン活用を確実に進化させた瞬間でもあったと思っています。
浮川さんと言えば、ソフトバンクの孫さんと並び、日本のパソコン業界を牽引した第一人者で、この業界の巨星。奇しくも今日、ソフトバンクは上期(だったかな)の過去最高利益を更新したと発表していましたが、ソフト流通からブロードバンド、携帯電話と移っていった孫さんと、あくまでもソフト開発にこだわった浮川さんでは、完全に明暗が分かれてしまった。
パソコンからインターネット、それもモバイルインターネットに、IT業界のメインプラットホームが完全に移ったことを象徴する日になったと思っています。今でこそ、自分も口を開けば、インターネット、モバイル、クラウド、SaaSなどと言っていますが、かつてはオフコンからパソコンへ、IT業界のプラットホームをシフトさせることが、ユーザーの利便性を向上させることになると信じて、微力を捧げてきたつもりなので、パソコンには、正直、とても思い入れがある。浮川さんにはこれからもぜひがんばってほしいし、ジャストシステムさんも大好きな会社なので、これからもさらにいい会社であってほしい。そんな自分にとって、今日のニュースは、とても複雑で、とても残念な気持ちになるものだった。
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松田様。
浜ちゃんです。
どこが分かれ目なのか、
今となっては分かりますが、
厳しいですね。
先見…どうしたらいいんでしょう???
ありがとうございます。
でも、こういう時期だからこそ、自分の先見性を信じて、新しいチャレンジが必要だと思っています。お互いがんばりましょうね~。
ありがとうございます。