下請けとしてシステム開発やサイト制作の仕事をやっていると、そういう中でトラブルが発生することもある。
当初のお見積りの時点での前提条件がまったく守られていなかったり、さらに作業過程でお見積り範囲外の作業を要求されたり、さらにそれが本来、発注元が当然やるべき作業で、それをこちらに押しつけているだけだったりすると、さすがに現場の志気は萎えてしまう。
抗議しても「じゃ、こちらでやるよ。その方が時間も経費も切り詰められる。当然その分の金額は引かせてもらう」というような論旨のメールが届いたりすると、これはもうこの仕事は継続できないんじゃないか、というレベルまでいってしまう。
ただ、こういう状況になっても、結局その仕事は継続となるケースが多い。
やはり仕事を途中でやめることで混乱を引き起こすのは本意ではないこと。
最終的にシステムを利用するエンドユーザーに迷惑をかけてしまう可能性を高めるようなことはしたくないこと。
それから、やはり売上は貴重であり、それを放棄するようなことは会社としてさけたい ということ。
そういうことが、主な理由となる。
こういう状況を繰り返さないためには、やはり元請企業になること。営業を強化し、自社のブランドを作り、直接お客様に評価していただける会社になることだと思う。
誠実さが少ないまま大人になってしまった人の人間性を改善させようと努力するよりも、自分たち自身をより強く、よりクリエイティブな存在にしていこうと考える方が建設的で、意欲もでてくる。
粛々と努力あるのみ。
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この文章には全く同感でした。
ブログ記事について共感していただきどうもありがとうございます。仕事をやっていくといろいろなことがありますよね。全然気にせずがんばっていきます!