東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




本当にはやいもので、9月も中旬になってきた。今期もまもなく前半戦 上期が終了する。
多くの受託請負型のソフトハウスがそうであるように、サンロフトも下期偏重。上期と
下期では雰囲気が一変する。

仕事のボリュームもかなり違ってくるので、それを避け、平準化するためにも、クラウド化
のチャレンジは欠かせない。今はどんなにきつくても案件の仕事とクラウド化の仕事、両方に
チャレンジしていかなければいけない。

毎年、下期に入るとサンロフトでは週次決算体制になる。今現在の収支と、今期の最終着地が
どうなるか、瞬時にわかるようになる。もちろんPCでも、iPadでも確認OK。そのあたり
は「お家芸」といった感じだ。そして、今期はさらにバージョンアップ。

これまでできていなかった「案件別原価管理」体制がスタートする。お客様からいただいた
たいへんありがたい案件ではあるけれども、それがどの程度利益に貢献しているのか、
場合によってはマイナスになっていないか。製造原価だけじゃなく、販管費の方もわり振って
チェックできるようになる。販管費のわり振りを精密にするのは、社内日報システム
nanoty(ナノティ)」を全社員で活用していることが大きい。自分の行動を
日々、細かく記録することは習慣化されている。

案件別原価管理については、総務・経理部長の大橋さんとシステム開発本部の副本部長の
美奈子さんとがっつり打ち合わせをして、最終調整した。営業や開発・デザインの現場で
確認しやすく、わかりやすい形になったと思う。これにより、根拠に基づく経営ができる
ようになると期待している。

さらに、これまで 売上管理中心だった実績集計に、受注管理、受注残管理、対予算比較
という部分を組み込んだ。これは、本来もっとはやく取り組んでおかなければいけなかった
けど、サンロフトでは売上管理中心で、その結果、通期の着地がどうなるかシュミレーション
する、という方向で力を注いできた。今期は更に強化され、より現在の立ち位置が明確に
なる。やはり根拠に基づく経営が行えるようになると思う。

上の写真は、受注管理、受注残管理、対予算比較について、営業本部の副本部長の尚子さん
と議論しているところ。日頃、番長として営業面での武勇伝が多いけど、緻密で、営業や
開発・デザインの現場で使いやすい、わかりやすい表を制作してくれました。今日は、さらに
議論して、よりわかりやすくして社員に提供していくための議論をしていました。

案件管理表、受注・売上・予算一覧表、案件別原価管理表

下期は、この3つで、根拠に基づく精密経営を実践します。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 連日の渾身の... 地域のIT活... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。