東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




写真は土曜日の午後3時頃の大手町。さすがに人が少ない。大手町ってその土地の名前が示しているとおり、大手企業と金融機関のビルばっかりだ。すごく立派なビルがあって「すげー」とか思いながらみていると「りそな銀行」とか書いてある。ごめんなさい、引いてしまいます (^ ^;) 。

かつて「公的資金投入」とかうまい言葉を考えたものだと思う。「税金投入」って言わないところがミソだよね。「債権放棄」も「借金棒引」って新聞で活字になっていたらパニックになっていただろうな。「公的資金は全額返済した」とか銀行の人が言うのを聞くと「ずーとゼロ金利だったんだから当たり前じゃん」とか思ってしまう。あの「ゼロ金利」って言葉を定着させたのもすごい。「銀行にお金を預けても利子はつかないんだ」ってことを定着させてしまった。

言葉って大事だなぁって思っている。去年の夏、「クールビズ」って言葉を定着させたのはすごいと思った。あの言葉のおかげで「お客さんに行くときもノーネクタイでもいいか」って感じで活動できるようになった。ほとんど日本全国にそういう「感じ」を作ってしまったあの言葉はすごい。

言葉を定義して、それを世の中に定着させること。これってすごいことだ。ブランドってそういうものなんだよね。その言葉を聞いたときにみんな同じようなことを思い浮かべる。それを定着させる。う~ん、そういうことができたら素晴らしいだろうな。自分たちがトライするとすれば当然IT系、Web系の言葉になると思うけど、これからそういうことにもチャレンジしてみたい。ちなみに今、気になっている言葉は「ユーザビリティ」(ユーザービリティ)。

ちょっと用事があって昼下がりの大手町へ。そんなことを思いながら歩いていた。

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