21:00から放送されたNHKスペシャル 「沸騰都市・イスタンブール」を見た。イスタンブールと言えばアジアとヨーロッパの接点。東ローマ帝国の首都としてあまりにも有名で、高校の頃習った世界史では支配者が変わるたびに名前を変えて何度も登場する街だ。それだけ要衝の地であり、様々な文化の入り混じって独特の魅力を醸し出している。
番組を見て実感したのは こういう言い方をすると失礼かもしれないけど すでに政党政治がきちんと行われ、財界団体などもあり、落ち着いて政治・経済活動が行われている ということ。もっと雑多な、民族性の強い街を想像していたので、ちょっと当てがはずれた感じ。なんせ世界史で勉強したのは30年前だから、それはちょっと古過ぎだよね (^ ^;) 。人々の宗教的な情熱がとても高いのは日本とは違うけど、表面的にはいわゆる大都会で、ビル街の様子は東京や横浜とそんなに変わらない印象を受けた。
今、トルコではEU加盟を目指すことで国内が揺れていて、近隣諸国はトルコにEUへの「窓口」機能を果たすよう期待しているようだ。そのことでトルコ国内の政界も経済界も活発に動き、様々な主張をしている。確かにそういう点では 日本よりも「沸騰都市」って感じかな。
ボスポラス海峡をつなぐ海底トンネルを作っている日本人技術者も同時進行的に登場。流れの速い海流に悩まされながらも最先端の土木技術を駆使して挑む様子は感動的。アジアとヨーロッパをつなぐトンネルはとても貴重なものだし、そこで日本の技術が活かされているのはうれしく思う。そういう活動って日本っぽい、よね。
上の写真の寺院ってやっぱり聖ソフィア寺院? であれば、世界で見てみたいもののひとつ。一度は行ってみたいな。
先週の「ダッカ 奇跡を呼ぶ融資」と比べるとインパクトが弱かったけど、いずれにしてもアジアはパワフルだ。
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トンネル掘りの技術は、日本が世界一の技術だと
聞いたことがありましたが、ボスポラス海峡を
つなぐ海底トンネルも日本の技術なんですね。
世界に誇れる技術ですね。
IT技術、サービスも世界に誇れる企業が現れると
嬉しいと、日々考えていますが、なかなか難しいですね。
世界に誇れる日本のITを!
日本のトンネル掘りの技術は世界一なのですね。確かにそうかもしれませんね。今回の海底トンネルもすごい技術力の賜物でした。設計段階で、「こういうことを考えつく人ってすごいなぁ」って思います。それを本当にやってのけるからさらにすごいですよね。
ただ一方で日本の国際貢献は技術分野に偏っているような気がしました。国際的な会議でリードしたり、方針を決めたりするようなシーンではあまり存在感がないのがちょっと気がかりですよね。そういうシーンでの国際貢献も果たせるようになるといいと思いました。
テレビの画面を撮影するときは、やや斜めから
撮影するといいんですね。
勉強になりました。
ただ、テレビの画面を撮影するときはやや斜めから撮影するのがいいかどうかは定かではなくて。
わが家の場合は、居間で自分の座る席はだいたい決まっていて、そこからテレビの画面を撮るのでだいたいいつもこの角度になるのですね。
食事をしながらテレビをみているときでも「いいな」って思うとスグにデジカメを取り出して撮影してしまいます。ほとんど「病気」ですよね (^ ^;) 。
街並みは、日本、また一般的なアジアやヨーロッパとはまったく異なります。少し似ているとすればインドの古い大都市。しかしそこに住む人々の民族性が違います。
ここの建物と街並みには歴史が織り込まれ、
また今のトルコの経済状態と、民族的な気質までよく読み取れます。
NHKの報道は見ていませんが、多分何かに都合よく脚色されたものと思います。
百聞は一見にしかず。
さすがに説得力ありますね。
今、思い出すと、テレビ番組の中でビル街を紹介していたのは数秒だったと思いますので、そのシーンだけをみて、「東京と変わらない」とか言うのは適切ではありませんね。失礼しました。
確かに百聞は一軒にしかず。
自分もいつか直接みてみたいです。