東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




「これは本当に名著で、学級経営だけじゃなくて、まさしく企業にも通じる
と思うんです。全国の先生の中でもこの先生はピカ一だと思うんです」と
福文堂の村岡さんがおっしゃっていたので、読んでみました。

中学校の学級経営を題材にした本で、普通であれば自分は手に取らない本だろうと
思います。でも、あの村岡さんがおっしゃるのであれば、「読んでみよう」という
気になります。

村岡さんはジャストシステム社の文教事業部長(正式名称が正確かどうかは
わからないですが、そういうポジションでした)をつとめた方で、あの名作ソフト
「一太郎スマイル」と「ジャストスマイル」を定番として全国の学校に普及させた
最大功労者(こちらは間違いなく正確)です。

その後、ジャストシステムを退社され、現在は福文堂を経営されています。
今、サンロフトはセキュリティーシステムのカスペルスキーさんと一緒に仕事を
させていただく機会が多いのですが、その関係で村岡さんとお話しさせていただく
機会があるのはとてもありがたいことです。

書評はこちらに村岡さんが書いておられますので、そちらをお読みいただいた方が
いいかと思いますが、その書評の最後の一文「ビジネスマンの参考になる教育書があり、
教育者の参考になるビジネス書がある」と言うのは、本当にそう思いました。

サンロフトのような受託請負型のソフトウェア開発会社が一番指摘されることは
「業務の標準化ができていない」ということです。属人的でうまくいくときはうまく
いきますが、そうでないときは・・。その「そうでないとき」というのは、だいたい
原理・原則をはずしている。

この本では学級経営に有効な原理・原則が論理的に紹介されていて、その多くが企業経営
にも通じることに新鮮な驚きがあります。

とても参考になる本をご紹介いただけたことに感謝。

会社や部や課の経営を任されている経営者・管理職の方々にオススメします。





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