最近ウチの会社でブームの「ストレングスファインダー」。自分の強みを見つけるためのツールです。180の質問に答えると34の資質の中から、自分の資質の強み上位5つが導き出されます。この本を買うとストレングスファインダーを1回やることができ、自分の強みを知ることができます。
「強みを活かし、弱点と折り合いをつける」
というのがこの本の根底を流れる考え方。
過去30年にわたり、分野を問わず傑出した才能をもつ人々に関する体系的な調査を行ってきたとのこと。その数なんと200万人。その結果導き出された言葉だから重みがあります。
また、この本では
才能 : 無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターン
知識 : 学習と経験によって知り得た真理と教訓
技術 : 行動のための手段
として区別され、この3つを組み合わせて強みが生まれる とされています。なかでももっとも重要なのは才能なんだけど、自分のもつ才能を認識できていない人が多く、ビジネスの場においても発揮できていない人が多いとのこと。そして、成功者たちは、弱点の克服には、あるところで折り合いをつけ、強みを解き放ち、発揮している人たちであると語られています。
たとえば若きイチロー選手に、「プロ野球にいけなかったときのために、ちゃんと数学も勉強しておきなさい」とか、苦手克服系のアドバイスばかりをしていたら、大リーガー イチローは存在しなかっただろうなぁ、と確かに思います。得意な野球を伸ばすことで、大きな成果を手に入れている典型的な成功例だと思います。
雑誌の編集者として才能を買われ、編集長へのオファーを受けながら、一編集者の立場にこだわり、大きな成果を残したエピソードも本の中で紹介されているけど、企業で人事を考えるときには、ひとつの参考になるエピソードだと思いました。
さて、自分の強みとなる5つの資質はというと・・・。
1.最上思考
2.目標思考
3.戦略性
4.未来志向
5.社交性
とのことでした。
この才能を伸ばすための知識と技術を身につけ、
欠点の克服にはある時点で折り合いをつけ、
この才能を解き放っていきましょう!!
なんだかワクワクしてきたのでした。
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