東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




あれは忘れもしない1978年4月4日。東京後楽園球場(東京ドームの前身)でひとつの青春が終わった。当時人気絶頂だったコーラスグループ キャンディーズがこの日のコンサートで解散。大ファンだった自分は大学の入学式もほかして球場にかけつけていた。

最近はテレビはあまり見ない。今日も22時頃会社から帰宅。パソしながら遅い夕食を食べていた。そしたらヨメさんが「あれ、『わが愛しのキャンディーズ』って番組、やってるみたいよ」という。
「NHKか」
「そう」
「そりゃ、見ないと」
ということで、スイッチON。
いきなり飛び込んでくる懐かしい映像。90分の特番「わが愛しのキャンディーズ」を放送していたのだ。

キャンディーズが日比谷野外音楽堂で解散宣言した1977年、ぼくは高田馬場で浪人生活を送っていた。高校時代とはうって変わってまじめに勉強に取り組んでいたのだが、この日を境に変わってしまう。やはりキャンディーズ大ファンのH(←高校同期 浪人)と話す。

松 : 「どうするか」
H : 「受験は来年もできるけど、キャンディーズは今年限りだ」
松 : 「そうだな、やるか」
H : 「やろう」

ということで以降予備校も休み、キャンディーズのコンサートを追っかけて全国ツアーすることになる。その集大成、最後のコンサートがこの後楽園球場だった。

番組中、やはり高校同期のNから携帯にメールが入る。中を開いてみると
「わたしたちは・・・しわよせでした」(←コンサートの最後の言葉「私たちはしあわせでした」のパロディ)
まったくNは相変わらずで進歩がないと言うか・・。

でも一瞬であの頃に戻ってしまう。あれほどひとつのグループに熱中して応援できたのはなぜだろう。あのコンサートの一体感は確かにすごかったのだ。

先日Hと会って話していたとき、「あの日後楽園球場にいたのは 日本広しと言えども5万5千人しかいない」と誇らしげだった。ま、当然といえば当然なんだけど、なんだかおもしろかったな。

ちなみにHっていうのは本名のイニシャル。あだ名だとDになる。
このページのDっていうのはHと同一人物なんだけど、ま、いいか。



コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
私も (T.D.T)
2006-12-05 12:47:14
見てましたよ。懐かしかったです。(^^v
 
 
 
多分H氏も (としたか)
2006-12-06 04:38:15
T.D.Tさん、コメント どうもありがとうございます。

思わずみてしまいました。懐かしかったですね~。
多分H氏もみていたと思います。
 
 
 
俺も  (smポン)
2006-12-09 21:46:10
俺も後楽園いった。
今回の選曲すばらしい
ファン好みの曲押さえていたよね。
哀愁のシンフォニー、あこがれ とか
 
 
 
ファン好み (としたか)
2006-12-10 20:48:32
smポンさん、コメント どうもありがとうございます。

そうですね。今回の番組の選曲、よかったですよね。写真も懐かしかったし。

じゃ、smポンさんも「哀愁のシンフォニー」を歌うとき、紙テープを投げたクチですかね (^_^;) 。ぼくはコンサートに行くときは紙テープとはちまきとメガホンは欠かせませんでした・・・(^_^;) 。懐かしいです。
 
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