見た瞬間、先生はにこやかに言った。「あ~、こりゃダメだ。はい、そっちに行って」と手術台を指す。
実は何年か前から右肩に脂肪の固まりみたいなしこりがあるのはわかっていた。以前にもあごにそんなのができて先生に切っていただいたことがある。
右肩のしこりがこのところ急に大きくなって充血したみたいになって痛くなったので、これは仕方がないと覚悟を決めて診ていただいたのだが、その瞬間先生がおっしゃったのが上記のセリフ。
十分覚悟はできていた。12/11(月)の昼休みに「ちょっと切ってくるから」と言って会社をでたんだけど、予想通りだった。
先生 「いや~、アンタは突然でビビッてるかもしれないけど、私は週に2,3人こういう人を診てるから安心しなさい」
自分 「は、はい・・・(別にビビッてはいなかったけど、ま、いいか・・)」
手順としては
・手術台のベッドに右手を上にしてヨコになる
・脂肪の固まりがあるところを切る
・脂肪がでてくる
・その周辺を押す
・さらに脂肪がでてくる
・先生がスプーンのようなものでかき出す(多分)
・また脂肪がでてくる
・切ったあたりを消毒して、中にガーゼを入れる(見てないがそう言っていた)
・切った上からガーゼをあてて、絆創膏をはる
途中で看護婦さんが「クサッ」って言ったのには傷ついたなぁ。
すかさず先生が「脂肪はみんなくさいんです」と言う。
看護婦さんが自分に「くさくありませんか?」って聞いてきた。
そんな、アンタ、窓でも開けるつもりなのか。こっちはもう痛いの痛くないのって、「今それどころじゃないだろう」って思ってたけど、それも言えず。
時間にして10分くらい。その後コンビニで弁当を買って会社に戻った。
翌12日の朝、また治療してもらう。似たような内容だけど、今度はガーゼを中に入れないで、切ったところの上からガーゼをあてて絆創膏をはる(多分)。
この日はさいたま市でセミナーの講師をやることになっていたんだけど、右手が痛くて肩までしか上がらないし、かばんは左手でしかもてない。不安でいっぱいだったけど、実はこれが特効薬だった。
セミナーの講師をしている間、それからその後タリーズでMさんと話している間、痛みのことはすっかり忘れていたのだ。それっきり痛みはぶり返してこない。
もちろんピリピリした多少の痛みはあるけど、ま、十分耐えられる。
先生に「忘年会のシーズンですけど、お酒は飲んでもいいですか?」と聞いたら「いいですよ」とおっしゃる。ヨコから看護婦さんが「ダメですよっ」と言って先生の方をにらんだ。老先生はにこやかに笑っておられた。
(写真は東京に移動するときの新幹線の社内。駅弁のお供が生茶じゃないのは 食べた後くすりを飲むため)
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診てくださる先生にお人柄や雰囲気も大きく治療に影響する気がします
もう大丈夫です。カバンをもって歩いていても、腕を動かしてもぜんぜん違和感はありません。
こちらの老先生はとても温厚なお人柄で、大好きなのです。この雰囲気は治療に影響しますよね。やっぱり好きな先生に診ていただくのがいいですね。
ご心配いただきありがとうございます。
もう大丈夫ですからね~。