品川プリンスホテルの会場には1,000人以上のITシステムの営業マンやエンジニアが集まっていたんじゃないかな。すごい規模、すごい熱気の「SoftBank Days 2010」に参加してきました。いつもそうですが、今回も強い刺激と多くの気づきがいただける有意義なセミナーになりました。
ソフトバンクが「ホワイトワークスタイル」と呼ぶ新しい仕事のやり方は
社内にいるときはシンクライアントを利用、客先にでかけたときはiPadを利用、移動中はiPhoneを利用。様々な資料はデータセンターに置くので、「社内から」とか「社外から」とかを、意識する必要はなく、資料をメールに添付して送ることもない。それでもセキュリティーは保たれ、動画を多用したプレゼンを行い、社内会議はペーパーレス化を本格的に進める。ビジネスのスピードを圧倒的に上げながら、コストはダウンさせる というもの。時代は確かにそういう方向に向かっていくでしょう。
ソフトバンクが推進していく法人向けビジネスは
1.iPhone、iPad、androidなどの販売
2.サーバー仮想化によるシンクライアントの販売
(PCよりも故障率が低く、セキュリティーレベルが高く、安い)
3.24時間、365日稼働する自社の巨大なシステムを支えるデータセンターのレンタル
(アマゾンのようなスペースレンタル、プラス決済などのシステムレンタルも)
4,上記のような新しいシステム環境で稼働する様々なアプリケーションの提供
ということになります。これらはとても成長性が高いビジネスであると同時にエンドユーザー企業の生産性アップ、コストダウンに貢献できるビジネスで、当社も全力で取り組んでいきます。エンドユーザーとなる企業の皆さまが「どのように活用し、効率アップ、スピードアップを実現するか」ということをいっしょになって考え、親しみやすく提供していきたいと思っています。
4の「新しいシステム環境で稼働する様々なアプリケーション」の中で注目なのは「ポケットクラウド」。これを使うとこれまでの膨大なWindowsアプリをiPhone、iPad上で利用可能になります。社内検証用のiPadでさっそく使ってみます。アプリは確か1、400円でした。調べたり、議論しているより使ってみる方が早いし安いですね(笑)。
それからもう1つは「社内SNS」の本格的普及が始まること。多くの企業で、パソコンは「1人1台」まではいかず、「いつでもどこでも使えるもの」にはなりませんでした。iPhone、iPad、android搭載端末など安価で優れたディバイスが本格的に普及するこれからがSNS導入のチャンスです。当社では社内SNSとして「nanotyBP」(ナノティビーピー)の拡販に注力します。
様々なiPad活用事例が紹介されました。
飲食店で、美容院で、製薬会社で、銀行で、大学で、図書館で、自動車会社で、通販会社で・・・。本格的なアプリを開発したり、既存の機能を上手に活用したり、その利用方法は様々ですが、すでにビジネスでの利用は始まっていて、すごいスピードで加速しています。ソフトバンクと多くのビジネスパートナー企業が「モバイルインターネット」、「クラウドコンピューティング」に没頭していて、加速させています。自分もその一人(笑)。
これは、成長性は高いし、お客様の生産性アップ、コストダウンに貢献できるビジネスであると実感しました。
ワクワクしながら取り組んでいきます。
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