東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




世界的な段ボール製造機械メーカーであり、社内風土改革の実践では多くのメディアから注目を集めるISOWAさんが、文化祭のようなノリで社内を公開してくれる一大イベント、「ISOWA体感フェア」に参加してきました。3日間行われる初日の今日は部品や電装品などを提供してくれる仕入先様を中心に招待されました。自分たちも新卒者採用サイトの制作で長年お世話になっているので、お声掛けいただき、4人で参加させていただきました。

まずは磯輪社長の講演。社内風土改革の取り組みについて語る磯輪社長は熱かったですね。全編で気合いを感じました。磯輪社長が話される「氷山モデル」の件は、いつ聞いても納得感があります。つまり、氷山のように見えている部分はごく一部で、その水面下には大きな見えていない部分がある。会社で言えば組織図や戦略は見えている部分。その水面下には組織風土という見えにくい大きな塊がある。戦略をいろいろ変えてもうまくいかないのは、実は水面下の組織風土が悪ければ、そこが改善されない限りうまくいかない。組織風土の改革には時間がかかるけど、そういう時間がかかる改善だからこそ、簡単にはマネできないし、差別化の要因になり得る。納得。

風土改革はすぐには効果が見えにくいし、取り組むテーマとしてはやや抽象的だから、多くの経営者が取り組みに躊躇してしまうのだと思います。そういう分野に10年以上取り組み、今の社風を作り上げたISOWAさん。こういう会社が現代に求められている会社なんだと思います。たとえばこの「体感フェア」というイベント自体、今の社風を作り上げていなければ、いくらTOPが指示したとしてもうまくいかないと思う。こういうイベントが開ける会社。素晴らしいですよね。

磯輪社長のお話しはさらにグレードアップしていて、「風土改革を業績につなげる考え方」、「製造業こそ、おもてなしの精神」、ということろにつながっていくんだけど、このあたりの取り組みについては、またスコラさんでいっしょになったときとかにぜひ話し合ってみたいです。



今日1日で300人以上が来場し、聴講者は160人にのぼったそうです。素晴らしいですね。



磯輪社長の講演のあとは、採用チームの皆さんから取り組みを説明していただいたり(堀部さん、どうもありがとうございました。とても参考になりました)、Ibis(アイビス)による通紙実演(迫力満点です)などを見せていただきました。アイビスの実演コーナーでは、3ヶ所くらいに設置されたカメラの映像を大型スクリーンに映し出し、パワポの説明画面なども含めて、4チャンネルくらいを切り替えて説明していたと思います。また会場にスピーカーを設置してBGMを流すなど、演出効果も満点でした。コンテンツ制作力、情報発信力、強いですね。

磯輪社長の講演で風土改革の理念を教えていただき、社員の皆さんの熱心な説明とたくさんの笑顔により、風土改革の実践を感じることができました。社員4名、大満足で帰路につきました。おもてなし、どうもありがとうございました!



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
ありがとうございました (磯輪)
2012-12-11 08:50:39
昨日は『業者』さん対象でなく、『仕入先様』対象です。
我々もお客様から『業者』でなく『パートナー』に
なれるよう努力しているので、わが社も『仕入先様』を
決して『業者』と思わないようにしないといけないと
いつも戒めています。

もちろんサンロフトさんはわが社の大事なパートナー
です。今後とも応援お願いします。
 
 
 
修正しておきました (松田)
2012-12-11 09:17:23
磯輪社長
失礼しました。本文も修正しておきました。
確かにこれまで「業者」という言葉を使うと
上からみているようなニュアンスがありますね。

普段、自分も使わないようにしていたのですが、
「さん」という敬称をつけることで許容範囲と勝手に
判断してしまいたいへん失礼いたしました。

言葉は大切にしていきますね。
 
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