東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




ってプロ野球の話じゃないですよ。光ファイバー利用料金の話。ADSLブロードバンドで価格破壊したソフトバンクが今度は光ファイバーで、またしてもがんばっている。

【速報】ソフトバンクが総務省のIP懇談会に「690円光ファイバー」の根拠を提出

YAHOO!BBによるADSLブロードバンドの価格破壊で、日本のブロードバンド環境は「世界一遅くて高い」状況から一気に「世界一速くて安い」国になった。その結果、一時は毎月50万世帯がブロードバンドに移行し、増加率では世界TOP。世帯普及率も一気に向上、50%に迫っている。

そのブロードバンド普及率を背景に新しいサービスがぞくぞくと生まれ、それによる経済効果も計り知れない。自分は一時、自ら駅前などでY!BBのモデムを無料配布したりしたので、一部の人からシロい目で見られたりもしたけど、一連のソフトバンクのブロードバンド普及に向けた活動は絶対的に素晴らしいと思っていたので、ずっと応援してきた。

そのソフトバンクが今度は光ファイバーでまたやってくれるかも。ADSLのときとはやり方は違うけど、もう絶対的に応援する。

ほんとにこの記事は大注目だと思う。光ファイバーが月額690円になるメリット(経済効果、国際競争力の強化)ははかりしれない。ぜひ多くの人たちの後押しで実現できればと思う。幸いにして今の総務省の竹中大臣は優秀。きちんと理解してもらえるはずだ。

光ファイバーもそうだけど、実は携帯も楽しみ。今年は「番号ポータビリティ」スタートの年で、かつソフトバンク社などの新規参入の年。携帯市場で大激戦が始まるのは来年になるかもしれないけど、今の「世界一高い携帯通話料金」を変えていくスタートの年になるはず。携帯の通話・通信料金が「低額・定額化」する経済効果も計り知れないはずで、いろいろなサービスが花開くと思う。

ということで、IT革命、デジタル情報革命は今日も粛々と進行中。楽しみだ。

以下、日経サイトの記事 *********************

総務省は2月22日午前,次世代の通信制度を議論する「IP化の進展に対応した競ルールの在り方に関する懇談会」(IP懇談会)を開催。2月1日に続いて,大手通信事業者などのトップが参加して激しい議論を繰り広げている。

今回のIP懇談会には前回の会合で「月額690円の光ファイバ」を実現できるとして物議をかもしたソフトバンクが詳細な説明資料を提出した(写真1)。ソフトバンクの孫正義社長は,NTTから回線部門を分離。新たに「ユニバーサル回線会社」を設立することで,光ファイバの利用料金が大幅に低減できると主張している。

これによると,(1)投資総額は6兆円,(2)減価償却期間は20年,(3)回線数は6000万,(4)借入金は年利2%(元利均等で20年で返還し金利合計が1兆3400億円),(5)整備期間は5年,(6)保守費と道路占有料をあわせた事業運営費は年額818億円--というのが算出根拠。とう道や管路,電柱などの設備はNTTの既存設備を利用する。

受けて立つ側のNTTは30枚以上のプレゼンテーションを提出。IP懇談会の委員やソフトバンクなど参加企業の質問への回答を記した。

今回は,ケイ・オプティコム,ジュピターテレコム,テレコムサービス協会,情報通信ネットワーク産業協会,富士通,モバイルコンテンツフォーラム,インフォシティ,東京都地域婦人団体連盟の各社/団体が意見を述べる。その後に,2月1日に意見を述べた,NTTやKDDI,ソフトバンク,ボーダフォン,イー・アクセスのトップも交えて,意見を交換する。


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