昭和の面影満載、谷中・根津 散歩

かつて４月２９日は「天皇誕生日」という祝日だったが、時代は平成に移り 一時「みどりの日」と名前を変えていた。で、最近知ったことだが、近年は「昭和の日」という祝日になっているらしい。

この日は朝から上野の森でスッキーと打ち合わせをしていたが、陽も高くなったので、「蕎麦を食べに行こう」ということになり、谷中、根津地域に残る昭和の面影を楽しみつつ、散歩しつつ、三里（さんり）という蕎麦屋を訪ねた。

　　

こんな感じの入り口で、知る人ぞ知るという感じである。入り口に置かれた黒板にはシンプルにも「鴨せいろがおいしい！！」と。山菜蕎麦とどちらにするか迷ったが、そこまで奨めている以上、ここは店主に従うことにする。

　　

鴨せいろ、確かに美味！　これは旨い。時の流れを越え、精気が蘇る力がある味だ。蕎麦にそのようなパワーがあろうとは。　写真右上は根津神社にて。ちょうど「つつじまつり」が催されていた。

　　

写真左上　根津神社付近の茶店。　写真右上　賑やかな「谷中ぎんざ」。足を踏み入れたのは２回目か。

地元の生活者と地図を片手に散策を楽しむ人がごっちゃになって、活気のある地域を作りだしている。平均年齢は高めだが、カップルの若い輩たちもいる。

「文化財」のようにして腫れ物にさわるようにして大事に町並みを保存するのではなく、活力ある、現役の町として、これだけの情緒を保存してきたことを賞賛したい。この情緒を若い世代も理解し、町並みも人情も 伝統として受け継がれていくことを希望する。

　　

日暮里駅でスッキーと別れ、有楽町へ。歩人館銀座店で靴を買った。
楽しく、満足感のある午後になった。

お詫び　：

さっき、ＮＨＫの「歴史ヒストリア」という番組をみていたら、どうしても上記のような厳格でちょっと偉そうな論調の文を書きたくなってしまいました (^^;) 。あまり気にせんといてねぇ～♪