東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




「経営者は歴史好きが多い」と言われますが、自分も例外ではありません。今年も
大河ドラマはなんだかんだ言って1年間、1回も欠かさず見ました。やっぱ好きです。

最初のうちは結構文句言いながら見ていたような気がする。
まずオープニングの曲と映像がいまいちだと思っていた。曲はだんだんよく感じる
ようになってきたけど、映像の方は最後までなんだか馴染まなかったなぁ。

ストーリー的には年々脚色性が濃くなっているような気がするのは私だけでしょうか。
今回の軍師 官兵衛では、戦(いくさ)のシーンは短めで、その前後の家族のやりとり
みたいなところにずいぶん時間をかけていたように思う。「戦国ホームドラマ」なんじゃ
ないかとか、「小河ドラマにしろ」とか言っていたような気がする。作者の趣味なんで
しょうか。

あと、有岡城での官兵衛幽閉に1ヶ月かけた(放送4回分)のはどうだったんだろう。
あの強烈な閉塞感溢れるシーンを1ヶ月も続けたのは、見ている人に心労をかけ過ぎだと
思うけどな。視聴率的にもマイナスだったんじゃないか。ま、「だったら見るな」と
言われてしまうとそれまでなんだけど。

最近の傾向として大河ドラマの主役が男女交代になっているようだけど、これもどう
なんだろう。来年の大河ドラマの主役は吉田松陰の妹とのことなんだけど、だったら
吉田松陰が主役でいいじゃないか、と思うのは私だけでしょうか。久坂玄瑞のヨメさん
らしいけど、じゃ、久坂玄瑞でいけばいいじゃないかと思ったり。ま、いいか。
幕末は好きだし、吉田松陰先生は尊敬しているので、多分来年も見ます。
個人的には高杉晋作でいってほしかったけど。

そうかと思うと朝の連続テレビ小説「マッサン」の主役はマッサンで、男。こんな
ことする必要ないんじゃない。エリーが主役でいいじゃん。すごくいいキャラクターで、
一方マッサンは結構ダメ男で、視聴率的にもエリーでいった方がよかったと思うけどなぁ。
ま、いい。



軍師 官兵衛の最終回は天下分け目の関ヶ原の戦いが見せ場。



官兵衛が最後に長政や善助をねぎらい、感謝を伝えるシーンは感動的。
岡田准一は、ドラマ「SP」の頃から好きだけど、いい役者になりましたね。
最後、迫真の演技でした。

過酷で生きにくい、と言えば戦国時代ほど過酷な時代もなかったような気がする。
明治以降の戦争の時代も過酷と言えば過酷だけど、ただその時代を生きた人から
すると、他の時代と生き比べることもできないから、過酷かどうかなんて、
わからないですよね。

みんな、懸命に生きている。

そのことは過去も現在も変わらない。戦国時代の人たちもきっと自分が生きたその
時代を好きだったんじゃないかな。自分も今の時代が好きなように。そんなことを
ふと思ってみたり。

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という3人の天下人が登場する激動期に、軍師として
勇敢に、かつ泰平の世を夢見て生き抜いた官兵衛の生きざまに感動しながら、毎週
楽しみに見ておりました。

軍師 官兵衛 よかったです。


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