東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




はじまりました! 「坂の上の雲」第3部。3年に渡る壮大な物語の完結編です。

これまでの第1部、第2部は「青春・友情編」的な色合いが濃かったと思います。もちろん感動的なストーリーで、役者の人たちもロケ地も素晴らしかった。第3部は「激闘編」とも言うべき内容になるはずです。日露戦争における陸軍の旅順総攻撃、満州での騎兵隊の激突、海軍による日本海海戦等が描かれるはずです。

自分は幕末から明治期の志の高い若者たちが新しい世の中を作るために奮励努力した時代が好きです。
大国ロシアの歴史上類をみないほど強欲的な南下政策により、植民地にされるかもしれないという危機に立たされた新興国の日本は、兵力、装備で圧倒的に劣りながらも、勇敢に戦いを挑み 様々な作戦的失敗を経ながらも最終的には奇跡的な勝利を得ます。

僥倖に恵まれた上の勝利であることは間違いありませんが、そういう目に見えないものまで味方に引き入れてしまうほど高い志があったのだと思います。外交や資金調達に奔走する政治家も、貧しい生活を耐えた国民も、もちろん戦場の兵士も、一丸となって戦っていたのだと思います。

戦争を美化するとか、そういうことじゃなくて、帝国主義という価値観が世界中を覆っていた時代に、遅れて参加した小さな国の振る舞いが素晴らしかったと、奇跡的だったと思っています。

それを教えてくれる「坂の上の雲」。第3部 完結編。いよいよスタートです!
ロケ映像とコンピューターグラフィックを合体させた迫力の最新映像も必見です。


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
すごかった (磯輪)
2011-12-05 19:47:21
戦争のシーンがすごかったですね~
歩兵が攻めていくその後方からのアングルでの映像を
見て、

 「本当の戦争で兵士はこんな雰囲気の中を突進
  していったのか・・・」

と恐ろしくなりました。
 
 
 
本当に! (としたか)
2011-12-06 01:16:06
磯輪さん、本当に大迫力の映像でした。組織をあずかる者は戦術を間違えてはいけないと強く感じました。

日露戦争での戦死者は2万5000人以上。今は毎年3万人以上の自殺者がでる時代。いつの時代も人が生きていくということはたいへんなことなのでしょうか。

坂の上の雲 第3部はなかなか重いスタートになりましたね。
 
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