また会う日まで・・・・・

３月１０日

 

 

　　今日は、雨があがって、曇り。

　　寒い一日でした。

 

　

　　

　　　小学生の頃住んでいた町。すかっり変わって、全く分りませんでした。

　　　こちらのお宅の梅。なんと立派な。樹齢何年なんでしょうか。

 

 

　　目的地に到着。

 

　　　　　　　　

　　　

　　　　こちらの教会で、告別式。受付を担当させていただいて。喪主の方は、

　　　　逆縁。３年弱の闘病を支え、送られました。逆縁ほど辛く苦しい別れ

　　　　はないと聞きます。神の言葉も儀式も、ご家族の涙、嗚咽を越えるこ

　　　　とはなく、聖堂内は悲しみに包まれました。最後にお花入れをさせて

　　　　くださいました。苦しく生きることに疑問を持つ程の激痛から心も体

　　　　も解き放たれた、穏やかな、お顔でした。微笑んでいるよう・・・。

　　　　そして、「お父さん、先に行ってるよ。先に行って、待ってるよ。」

　　　　と彼は天空から優しく、優しく、心を届けているように、感じました。

 

　　　　

　　　　明日１１日。東日本大震災から５年。

　　　　１０月に岩手で大きな演奏会への参加のご招待をいただきました。

　　　　また、お姉さんメンバーで訪問させていただけたらと計画されました。

　　　　美咲ちゃんはいないけど、みなで、相手のこころに寄り添う歌を

　　　　お届けに。地域の中学生との交流を、してくるからね。

 

 

　　　　　こうして私達のこころはリレーのように引き継がれいきます。

 

 

　　　　　　　　ご訪問いただきありがとうございます　

美咲ちゃん、ありがとう！

 

 

 

      一気に寒くなるとは、知っていても

      実際は、冷たい雨に心が後退してしまいそう。

     だけど、だけど、やっぱりそこは、春  。

      顔は、自然と上を向く。

 

 

      昨日は、中学生のテストでした。

      まあ、難しい曲が勢揃い。

      みんな、大人しそうな顔をしていても、

      きっと、ずっと、「私が中学２年生最後の年は、

      こんな風な歌を歌おう！！」と思っていたんでしょう。

 

       それぞれに、思いを伝えてくれました。

       そして、改めて、

       人は１０人いたら１０の想いがあるのだと。

 

       その心を確かに受け止めていける人間になりたい

       と、歌い終えて清々しく話し掛けてくる瞳に、

       教えられました。

 

        そして、その中に、思っても！！！！いない！

        感動的な出来事が・・・。

 

        私には夫もいないし、子供もいない。

        残すものも、受け継いでくれる人もいない。

        でも、ボランティアをさせていただいていることが

        私の生きている証。

        そんな風に思っていたら、若い魂が、

         私の拙い話にブルッと震え、化学反応を起こして、

         新たな物質を作り、世に発信してくれたのです。

 

         嬉しかったのは、私の話を取り上げてくれたことでも、

        同意してくれたことでもなく、

        彼女が、化学反応を起こし、文章にし、

        世の中に発信してくれたこと。

        それが、とてもとても、嬉しかった。

 

        そんな彼女の歌は、心と同じように、

        清らかで、真っ直ぐで、

        柔らかさの中に一本の信念がキラキラと輝いていました。

 

        そして、中学最後の一年間。

        お父さんの転勤先静岡から毎週日曜日に通って来て、

        たくさんたくさんある出演や演奏会、行事をやり抜いた

        美咲ちゃん。

 

        コピーさせてもらったあの作文は、私の宝です。 

        素晴らしい美咲ちゃんのあの思想。

        美咲ちゃんがしてくれたように、

        私も美咲ちゃんのあの想いを発信して、拡散して、

        人々の心の扉を開けてもらえるように。

       

        ありがとうね、美咲ちゃん。

 

       心から心から、美咲ちゃん、ありがと  。

 

 

                         ご訪問くださりありがとうございます