”天文9年(1540年)織田信秀公(信長公の父)によって、
菩提寺として 開基され信秀公の伯父大雲永瑞和尚を迎え、
開山した寺で、慶長15年(1610年)名古屋城築城にあたり
現在地に移転された。”HPによるとこう記されている。
現在の本堂は近代的な建物で、由緒ある寺の外観を想像して
訪ねる向きには、いささか肩すかしを食らう事、必至であろう。
諸堂には身代不動明王、
商売繁盛、家内安全を希う白雪稲荷がある。
大正元年(1912年)境内の大部分を開放したことにより
大須の盛り場が拡大されたというから、
いかにも庶民的な発展をしてきた町らしいではないか。
境内ではパソコン供養などのイベントがたびたび催されるなど
電脳寺の面目躍如といったところか。
迎えの万松寺ビルもお寺のもので、バーも経営しているというから
いかにも大須のお寺さんらしく大須そのものを象徴している。