宮の宿、東海道随一の宿場町の面影は多くは残っていない。
残念ながら、丹羽家住宅と熱田荘の2軒のみである。
しかし堀川側の宮の渡し公園には記念碑的に常夜燈、鐘楼、
七里の渡し渡船場があり、当時の面影を思い起こさせる。
往時、どんな賑わいをみせたか知る由もないが、
イメージの世界で遊ぶ事はできる・・・・実現する事も可能だ。
公園内にコストはかけずともよいが、日常的にも楽しめる
ささやかな憩いと娯楽の場を、道路挟んで右側民家の並びは、
一部補助金で市民参加の形で修景を施し地域住民、観光客、
名古屋市が一体となり、魅力ある町づくりをしたいものである。
熱田神宮の門前町としての宿場町の復興を願うばかりだ。