我が家の箱庭に咲いてるバラです。
このバラの木は、母が何処からか頂いたバラを挿し木にしていたものです。
いつのまにか大きくなって、私の宝物になりました。
今日は雨、いくつかの花がうなだれていたので、思い切ってちょん切りました。
一年中、咲いてくれるバラです。
名前も知らないバラだけど、いい香りもしますよ。
薄いピンクのバラ、この時期になって少し色が濃くなったような気がします。
久しぶりの三連休、旦那も今回は暦通りに休めるとか。
ゆっくり寝ていればいいものを・・じっとしているのが嫌いな旦那、まぁ~歳をとったのでしょうか、そうそう寝てもいられないようで、仕事の日とあまり変わらず起きてきました。
せっかくだから、開店から行ってみるかなぁ~って・・何がせっかくなのか・・既にお出かけ。
まぁ、家の中でゴロゴロされるよりは、いいのかなぁ。
明日は私とツーリング予定なので、今日は一人、大手を振ってのお出かけです。
娘二人はまだお布団の中です。
長女はクリスマス、年末年始に向けて大忙し。昨日も深夜に帰宅したようです。
次女はやっと今年の歯科衛生士の実習が終わって、これからはバイトの日々かな?
こちらも夜中の帰宅だったようです。
父は雨の中、母に会うためにディサービスへ行きました。
9時半にお迎えなのですが、いろいろな支度や数度のトイレ時間を考えて、6時起床です。
普段は8時まで寝ている父なので、ちょっと大変。
それでも行ける時には行こうと頑張ってる父だから、私も手助けしなきゃです。
昨日、私が母のところに行ったらば「おじぃちゃんの顔を忘れた」とか言ってたので、ちょっと慌てているのかもしれません。
忘れるはずはないのですが、私が行ったことを夕方には忘れてしまう母なので、心配になったのかもしれません。
母は、私や孫のことは忘れても、父のことは忘れないと・・私は思っています。
毎日三回、母のいる特養に電話をしている父。
忙しいワーカーさん、迷惑だったりすると思いますが、父の母への思いを理解してくださって、よっぽど手が離せない時以外は受話器を母の耳に当ててくださってます。
母の健常側の右手は、特養へ入って半年過ぎたあたりから、いわゆる廃用症候群で開くことも無理になってしまいました。
哀しい現実、想像はしていたことですが、それに段々慣れていく自分もいます。
さて、父の話です。
12月3日、父の通院付き添いでした。
消化器内科の予約受診、予約外で消化器外科にも診察してもらいました。
今、一番父が気にかけている鼠径ヘルニアを診てもらうためです。
ヘルニア・・日本語で言うと脱腸です。
足の付け根付近に、卵くらいの膨らみが出来ています。
ガスや便が膨らみの中に溜まると、痛みが出るんですって。
加齢と共に、お腹の筋肉がなくなってきて、腹膜も薄くなったところに腸がポコリと出てきてしまったんですね。
脊柱管狭窄症の影響で、歩くことが大変になってきた辺りから始まったと思います。
段々と膨らみが大きくなり、痛みも頻繁になっている父は、気が気でないようで、なんとかならないか…と言うことで外科にも受診をお願いしました。
大学病院ゆえ、予約外の受診はいろいろと面倒かと思いきや、わりとスンナリ診て頂くことが出来ました。
消化器内科は通常の診察、胃腸が弱い父はもう数年数ヶ月ごとに受診しています。
こちらはいつも通り、予約時間をあまり待たずに診てもらえました。
鼠経ヘルニアに関しては、既に外科の領分のようで、症状が強くなるようなら再度外科の受診をするようにと勧められていました。
一度、内科からの紹介で診ていただいた外科の医師は、とても偉い先生のようだったのですが、今回は予約外で不在でした。
それでも、その偉い先生のグループ内の女医先生に診て頂くことが出来ました。
病棟のチーフだという女医先生は、優しくて美人さんでした。
ビックリするくらい親身に父を診察してくださいました。
長い時間をかけて、いろいろ説明もしてくださって・・あれよあれよと言う間に、術前検査まですることになったのでした。
つまり、父の鼠径ヘルニアは、普通なら手術範囲と言うことなんですね。
肺機能、心臓エコー、心電図、レントゲン、血液検査。
とりあえず、一般的な検査の結果は手術を受けるのに問題は無さそうということでした。
でも、父の場合はこれだけではGOサインが出ないのですよねぇ~~。
何故なら父には心臓と腰に問題があるからです。
人工弁が心臓に二つある父ゆえ、血栓が出来ないようにかなりの量のワーファリン&バッファリンを飲んでいます。
そのせいで小さな擦り傷でさえ、整形外科に行って処置をしてもらうくらい血が止まらないんです。ちょっとぶつけただけで、青たんはできるし。
手術をすることになったら、薬は止めなくてはいけないし、止めると人工弁に血栓が付く可能性が。その血栓が何処へ飛ぶかわかりません。脳に飛べば母と同じことになる可能性も。
そうならないために、術前一週間には入院して、点滴で身体の中の血をサラサラにする処置をするらしいです。
おまけに不整脈のある父は、全身麻酔は不整脈を増長させるとかで出来ません。
そうなると下半身麻酔。
しっかし脊柱管狭窄症もあるし・・そうなると脊髄麻酔がこれまたリスクになるとか。
もうホントに、リスクが沢山。
最悪・・寝たきりになる人もいると聞いてしまっては、すんなりと手術を決めることは出来ませんよね。
リスクを受ける確率のパーセントの数なんて、母のことで関係ないと知ってる私と父にとって、ただ大きなリスクだとわかってまで手術をする必要があるかないか・・。
でも突然、鼠径ヘルニアが引っ込まなくなったら・・6時間以内に手術を受けないとヤバイとか・・。
こればっかりは、医師にも判断は付かないでしょうから・・今のところ決めるのは父。
私には、もう助言することも憚れています。
母の時、私は強く手術することを勧めました。医師にリスクを聞いても、まさかそんな1.5%に入るわけがないと信じてしまっていたから。
流石の父も、早く手術してスッキリしたかった気持ちが、かなりシボンデしまったみたいです。
鼠径ヘルニアの手術自体は難しいものではなく、それゆえに大学病院では、臨床数があまりないくらいらしいです。
大学病院での手術、それこそ癌だったら臨床数も多いのでしょう。
一般の鼠径ヘルニアだと、大概は大学病院からの逆紹介で他の病院での手術っていうことが多いらしいです。
父の場合はそうはいかず・・大学病院での手術になるそうですが・・これまたいろいろ面倒なことが。
何故か、父の行っている大学病院は、本院と東病院二つに分かれており・・どうやら独立採算制?
本院にはあって、東にない科だとか・・両方にある科だとか・・とにかくややこしいのです。
心臓・・循環器外科は、本院なのですが、消化器科は内科は東にあり、外科は両方にあります。
同じ病院なのに、紹介状やお手紙が必要だったりするのです。
東には循環器科の医師がいないから、手術をするなら本院でするようになるとか・・。
東の消化器外科から、本院の消化器外科へ受診し直す事にもなります。
12月15日
東にある消化器外科の先生が書いてくださったお手紙を持って、本院の心臓外科(循環器外科)へ。
しなくてはいけない手術なら、どんなにリスクがあってもしなくてはいけない。
それが心臓外科医師の最終的な答えです。
当たり前なんですけどね。
とりあえず、今の心臓の状態が手術の準備も含めて、可能なのか。
心臓の状態を調べるために、心臓エコー検査をして、結果は直接東の消化器外科の医師宛てに手紙を送ってくれるそうです。
が・・そこでまた、麻酔科の医師にも整形外科の医師にも意見を聞かなくてはいけないと。
12月19日
今度は整形外科の医師に会いに行ってきました。
こちらは大学病院から出向している、近くの整形外科にいる医師です。
母も、この整形外科に大学病院から出向している脳外科医に診てもらっています。
今月、いったい何回この病院に来たことか・・。
整形外科の医師は、大学病院の本院と東と、両方の外来を持っているそうです。
何かあったら、対応してくださると心強いことを言ってくださいました。
父の脊柱管狭窄症のある部分は、脊髄の下の方だと言うことで、麻酔を打つ場所からは離れていることを説明してくださいました。
なので、脊髄から麻酔を打つこと自体に問題は無さそうです。
が、しかし・・やはりワーファリンやバッファリンを止めることで、神経に血栓が付く可能性もあると言われました。そうなると、これまた大変・・最悪、寝たきりの可能性だってあるとか・・骨を削るとかなんとか・・もう、頭がクラクラです。
おまけに、腰痛の痛み止めとしてリリカを飲み始めた父は、腎臓の機能が落ちているようで・・
12月27日には腎臓のエコーが待っています。
前立腺肥大もある父なので、泌尿器科にも受診しているのですが、こちらは別病院。
最初は大学病院へかかっていたのですが、状態が安定しているということで、逆紹介で他の病院へ移動させられました。
整形外科も、同様に、大学病院からの逆紹介です。
全部、同じ病院だったら・・こんな大変じゃなかったかなぁ~~~~~と思いますが、仕方ないですね。
来年1月10日に、どうするかある程度の方向が決まると思います。
応急処置として、鼠径ヘルニアを外から抑えるベルトというかコルセットみたいなものもあるらしいのですが、これは子供向けが多いらしく、大人だとフィットするのがとても難しいとか。
まぁ、いずれにしても・・今、そればかりを考えてもしんどいので、来年まで答えは保留です。
長々と・・ごめんなさい。
忘れないように、書いてみました。
特に男の方、腹筋を鍛えたほうが良いそうですよ~~実に、多い病気みたいです。
現に、我が家の親戚にも、手術した男性が結構いました。
私も旦那に、腹筋を鍛えさせねば!
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