怪しい雲・・・。
二度あることは・・三度・・あったし。
三度目の正直・・って、何が正直なのかい?!なんだけど。
気をつけてたつもりだったのだけど、本当に・・なんたる失態・・気の緩み・・です。
私が悪かったんですねぇ。ゴメン母!
母がまたまた又、車椅子から落っこちてしまいました。
恥ずかしくって、書けない・・とも思ったけれど、こういう事こそ書いておこうと思います。
(反省をこめて・・)
それは・・朝の大忙しの時間、いい訳だけど・・。
今日は通所リハビリなので、七時に起きた母は早速のトイレタイム。
リハで運ちゃんが出るのはなるべく避けたい母・・しばらくトイレで座ってタイって。
父も側にいたし・・じゃ~って、両親の朝食の準備の為に二階の台所にいた私。
「ドテーン・・」
え?!何か音が・・。
「おかぁさ・・ん、ヤバイ!」
1階の洗面所で顔を洗ってた娘の声に、慌てて1階に下りたらば・・母はトイレの前の床に引っくり返ってたのでした。
父は・・そんな母の腕を何故か引っ張ろうとしていて・・持ち上がるわけもないし、動くわけもなし。
長女に両足、次女に左腰・・そして私が右腰を持って、なんとかベットへ。
母は、本当に重かった。先日のショートで体重を測ってもらったら・・42キロあった母。・・軽いはずなんだけど・・重かった。
(11月の体重が38キロ弱だったから・・三ヶ月で4キロも太ってた)
以前車椅子からズリ落ちた時は、長女と二人でベットへ戻せたのだけれど今回は・・無理で。
部活の朝練習へ行く為に、コートを着て鞄も持ってた娘を呼び戻して・・総動員での移乗でした。
その・・私が重いと感じてしまった身体が・・トイレの便座から、落ちちゃったのでした。
どうやら・・トイレに座ってる最中、頭がフワっとした母は・・父愛用の床モップの棒を摑もうとしたらしいのです。当然固定されてる棒じゃないし、何より一人で立てるはずも無い母。
頭が重たいことも忘れちゃってるから・・そのまま頭からドテン。
なんでそんな場所にモップを置いといたのか・・父を責めても仕方ないけど・・。
それ以前に・・トイレに座ることに対して・・大分安定してるから、大丈夫だって決めちゃってた私のミスでした。
母ったら・・
「物凄いスピードで落ちたのよぉ。遊園地のジェットコースターみたい」
頭から・・正確にはオデコから。
右のオデコと左の眉頭・・ちょっと赤く腫れていました。
身体の方は・・とりあえず大丈夫そうで、とにかく様子を見ることに。
ちゃんと意識はあったし、どこも痛くないって言うし。
けれど・・見る見るオデコが赤くなっちゃって、左側の眉間に内出血らしいブヨブヨのコブ。
切れてたら・・縫ってたかもと思うと・・ゾっとしちゃいました・・。
が、しかし・・何度か目に様子を聞くと・・なんだか首が痛いし・・気持ちが悪い・・みたいなことを言い出した母。
父は・・何も言わなくて・・私に任せようとしてる感じでした。ホント・・なんで何も言わない??
結果・・いつもの整形外科に電話をしたら、脳神経外科の医者がいないので・・整形外科の医師でも良ければと言われてしまい(当たり前ですが・・)
「何かあったら救命救急へ電話していいですよ」って言ってくれてる主治医の先生を信じて・・大学病院の救命救急に電話した私でした。
ちょうど主治医のS先生、病棟の方へいらしてて・・救命救急の受付の方が内線で確認してくださったのでした。
直接電話で話せなかったけど「S先生は、今ちょっと手が離せないので暫く様子を見て下さい・・心配なら午後の手術前なら看て下さるって言ってますから外来へ直接電話して行ってください」って。
で・・外来・・行ってきました。一時に手術開始なので、その前なら・・つまりぃ「今すぐ家を出てください」ってことですねぇ。
今日は通所リハビリだったけど、入浴出来る日だったけど・・大学病院に行くしかない~。
慌てて介護タクシーお願いして・・これまたお客さんの合間に都合付けてくださって。
父はというと・・昨日から体調が悪いらしく、病院へ付き添う気力もない様子。
まぁ・・そうだろうとは思っていた私だったけど。
母の落ちた姿を見て・・心臓がバクバクしちゃったらしく・・不整脈も出始めたって。
なんだか・・もう、優しくなんてなれなくて・・母と一緒に辛そうな父が、なんだかなぁ~仕方ないけど。
母が調子が悪くなると、途端に父もドヨドヨになっちゃう。
頑張ってよ・・って、言ったところで・・辛いのは父なんだけれど。
二人の辛さを背負うには、私の華奢な身体(嘘!)には重すぎちゃってるこの頃なんだなぁ。
こんな時だからこそ、父にも優しくしてあげるのが娘の役目なんだけど・・。
こんな時なのに・・家事が全然終わってないことが気になってたりしてたぁ~親不孝者でした。
でも・・・なんとか大事にならず、大丈夫でした。ホント・・良かったです。
今回も危ないところでセーフでした。
主治医の先生、本当は外来には出てない日なのに・・手術の合間に来て下さいました。
ほとんど待ち時間無く・・有り難いことです。
一通り話を聞いてくださって、丁寧に母の身体を看て下さって。
流石に三度目(一回は施設だったけどぉ)なので、私も小さくなってしまいましたぁ。
「元気が有り余ってるんだねぇ。」
そうなのでぇ~す。
恐らく、打撲のみなので・・大丈夫だと思うけれど、一日たっての脳内出血も有り得るから・・今日は安静にしてたほうがいいよって。
首も顔で身体を受け止めたから、どうしても衝撃が首にいって、明日はもうちょっと痛くなるかもしれない。水曜日の訪問リハビリは、朝に様子が変じゃなかったら行っても大丈夫ってことでした。
で・・も、一応・・木曜日にはO整形の方でCT撮って診ましょう。ディはまた・・休みです。ハイ、私のせいですから・・。
木曜日・・三週連続・・S先生と会う私なのでした・・・。
有り難いです。本当に有り難いけど、もう~金輪際、このようなことのないように肝に銘じた私でした。
家で車椅子からズリ落ちた時も・・確かにそう思っていた私でした・・。
施設で二度目に落ちた時は・・腹を立ててた私でした。
でも、今回は・・私のせいだなぁ。
おかげさまで、母は夜になっても変わりなく、首はちょっと痛いみたいなので湿布してますが元気です。
何やら物騒なことばかり母は言ってますが(いっそ首の骨でも折れれば・・なんてこと・・)大丈夫そうです。
そして母なりに・・私と同じように反省してるみたいです。
一杯謝らせてしまって・・ゴメンを言うのは私なのにね。
ホント・・可哀想に、左目の上・・青タンになり始めてます。
娘に殴られたって言おうだとぉ!!
ハイハイ・・何とでも言っとくれぇ~。
とにかく199話目・・痛い話になりました。
今度こそ深~く気をつけます。
次回の200話目は・・嬉しい楽しい話になるように・・・ 是非。