すいません。
前記事から、少し話を遡っています。
下書きにしたまま保存していた記事を、今更ですが、アップします。
記事の最初に書いてある日付が、その日の出来事となります。
1月17日
紹介状を持って、新しい病院へ。
紹介状、、、これがあると無いとでは、気持ちも、診察手続きも、雲泥の差だ。
良いと思ったら、直ぐに書いてくれる主治医に巡り会えた事、私にとって、何より一番有り難いこと。
次女が休みなんで、付いて来てくれた。
ランチ目的だとしても、心強い。
果たして、サイバーナイフ専門の医師は、なんて言うかなぁ、、、
怖い先生じゃなきゃいいけどなぁ。
どっちが子供か、分からない。
元々、主治医もこの総合病院の脳神経外科医だったそうだ。
サイバーナイフにも関わっていたし、紹介状先の医師の事もよくご存知だそうだ。
神の手の福島先生が、信頼しているサイバーナイフのスペシャリストに、診てもらえる。
私はなんてラッキーなんだろう。
診察室に呼ばれて、持参した画像を診てもらいながら、医師からの質問に答える。
私は、今までのいろいろ知って欲しくて、早口になる。
でも、先生はそんなことより、今現在の状況を診ている。
画像を見た第一声。
「大きいなぁ〜」だった。
「直ぐにサイバーナイフをしよう!」
「待つ意味が無いでしょう?」
優しい話し方で、そのくせキッパリと言って下さった。
手術しないと結論を出した福島先生のことを「流石!」と言っていた。
もしこの髄膜腫に、メスを入れようとする医師がいたら、それは愚かだとも。
4本の大事な神経が絡んでるらしい。
福島先生からも聞いていたけど、また改めて、詳しく説明してくれた。
「良性だけど、ほっておけばまだ大きくなる。
いろいろ症状が出てくる事だろう。
サイバーナイフをしても、無くなるわけでは無い。
大きくなるのを止めるのが目的。
うまくいけば、縮んでいくかもしれない」
私を見たり、次女を見たりしながら話す先生。
次女を連れてきちゃって、少し可哀想になっちゃうくらい、娘の顔を見てた。
最後に「娘さんもいいよね」って、確認もされてた。
次女も「ハイ」って返事をしていた。
「やるしか無いでしょう」
と、後で私に言った次女。
そう、やるしか無い。
血液検査をして、終了。
次回は、MRIとCT検査。
マスクも作るらしい。
その後、コンピュータ分析、照射の計画を立ててくださるそうだ。
治療は、二月の連休明けから始めて貰いたいと思ってるけど、まだ分からない。
沢山患者さんがいて、地方から泊まりで来ている方も沢山いる。
私の場合は、通院治療でいいらしくて、土日を除いて連日、7、8回の照射だそうだ。
1日の照射は30分程度らしいから、身体の負担は余りないらしい。
放射線だから、ハゲちゃうかもらしいけど、ま、それは仕方ない。
ハゲるくらいは、冬なら帽子にマスクでも過ごせるし、旦那はカツラを買えば?って言っていた。
まったくもって、旦那の唐変木さは、無神経を通り過ぎて、笑えてしまう。
至って、普通にしているから、助かる。
万が一の事やら、リスクは、多分次回、細かく話してくれるんだろな。
必ず承諾書に印鑑かサインは、いるだろし。
何パーセントあるかのリスクは、意味があまり無いと思う。
母の事で、身にしみている。
リスクは、その人の運命。
運の強さなら、私はきっと大丈夫!
私は、最後には笑えるのだ!
ついているから大丈夫!
そう思うしか無い。
あとは、神様仏様に委ねちゃう。
信じるものは、救われるのだ。
父は特別養護老人ホームに入所出来たし、娘二人も独立したようなもんだ。
きっと、良いタイミングなんだと思う。
実はまだ、サイバーナイフは、本当にするの?出来るの?って思ってしまう自分もいる。
また、大どんでん返しとか、ある?
手術をする寸前の時のように、、、
悩み、迷い、足掻き。
自分に出来る限りの事をした。
元主治医は、セカンドオピニオンの必要は無いと言った。
私が、手術から逃げているだけだとも言った。
けれど、、、私は、髄膜腫手術をしている有名な病院を探し、電話をかけまくった。
主治医がいるのに、私は水面下で、他の医師を探したのだ。
けれど、どの病院も、紹介状が無いと診ることすら難しいと言われた。
病名が確定している。
既に経過観察中で、手術の話も出ている。
経過の分かる情報提供書もない。
紹介状もない。
セカンドオピニオンでも無く、初診からの診察。
今の状態を診て欲しいと、粘っても、どこもやはりダメだった。
そんな中で、相談室に回して下さった病院があった。
見知らぬ私、しかもその病院の患者でも無い私の話を、一時間近く聞いてくださったソーシャルワーカーさんがいらした。
東京女子医大の相談室だ。
診ては貰えなかったけれど、あのソーシャルワーカーさんの優しさは、きっと生涯忘れないと思う。
「シンプルに考えていいのよ。
医師を選ぶのは、患者さんの権利。
主治医に、セカンドオピニオンをしたいと、粘ればいいのよ」
まぁ、私にそれが出来れば、、、電話をしまくる事も無かったんだけどね〜〜
元主治医に、紹介状を書いて欲しいと、粘れなかった私。
手術しなければ、死んでしまうかもしれない。
だから、、、だけど、、、
なんとも、情けない私だった。
そんな時、幸いにも、福島先生に出会えたのだ。
私の四度目のメールに、返事をくださった福島先生。
信頼できる、新しい主治医とも出会えた。
しかし、手術日も決まっていながら、手術は出来ないと言われ、、、落ち込んだりもした。
けれど、、、それこそが、私にとって、最高の幸運だった訳なのだ。
前記事から、少し話を遡っています。
下書きにしたまま保存していた記事を、今更ですが、アップします。
記事の最初に書いてある日付が、その日の出来事となります。
1月17日
紹介状を持って、新しい病院へ。
紹介状、、、これがあると無いとでは、気持ちも、診察手続きも、雲泥の差だ。
良いと思ったら、直ぐに書いてくれる主治医に巡り会えた事、私にとって、何より一番有り難いこと。
次女が休みなんで、付いて来てくれた。
ランチ目的だとしても、心強い。
果たして、サイバーナイフ専門の医師は、なんて言うかなぁ、、、
怖い先生じゃなきゃいいけどなぁ。
どっちが子供か、分からない。
元々、主治医もこの総合病院の脳神経外科医だったそうだ。
サイバーナイフにも関わっていたし、紹介状先の医師の事もよくご存知だそうだ。
神の手の福島先生が、信頼しているサイバーナイフのスペシャリストに、診てもらえる。
私はなんてラッキーなんだろう。
診察室に呼ばれて、持参した画像を診てもらいながら、医師からの質問に答える。
私は、今までのいろいろ知って欲しくて、早口になる。
でも、先生はそんなことより、今現在の状況を診ている。
画像を見た第一声。
「大きいなぁ〜」だった。
「直ぐにサイバーナイフをしよう!」
「待つ意味が無いでしょう?」
優しい話し方で、そのくせキッパリと言って下さった。
手術しないと結論を出した福島先生のことを「流石!」と言っていた。
もしこの髄膜腫に、メスを入れようとする医師がいたら、それは愚かだとも。
4本の大事な神経が絡んでるらしい。
福島先生からも聞いていたけど、また改めて、詳しく説明してくれた。
「良性だけど、ほっておけばまだ大きくなる。
いろいろ症状が出てくる事だろう。
サイバーナイフをしても、無くなるわけでは無い。
大きくなるのを止めるのが目的。
うまくいけば、縮んでいくかもしれない」
私を見たり、次女を見たりしながら話す先生。
次女を連れてきちゃって、少し可哀想になっちゃうくらい、娘の顔を見てた。
最後に「娘さんもいいよね」って、確認もされてた。
次女も「ハイ」って返事をしていた。
「やるしか無いでしょう」
と、後で私に言った次女。
そう、やるしか無い。
血液検査をして、終了。
次回は、MRIとCT検査。
マスクも作るらしい。
その後、コンピュータ分析、照射の計画を立ててくださるそうだ。
治療は、二月の連休明けから始めて貰いたいと思ってるけど、まだ分からない。
沢山患者さんがいて、地方から泊まりで来ている方も沢山いる。
私の場合は、通院治療でいいらしくて、土日を除いて連日、7、8回の照射だそうだ。
1日の照射は30分程度らしいから、身体の負担は余りないらしい。
放射線だから、ハゲちゃうかもらしいけど、ま、それは仕方ない。
ハゲるくらいは、冬なら帽子にマスクでも過ごせるし、旦那はカツラを買えば?って言っていた。
まったくもって、旦那の唐変木さは、無神経を通り過ぎて、笑えてしまう。
至って、普通にしているから、助かる。
万が一の事やら、リスクは、多分次回、細かく話してくれるんだろな。
必ず承諾書に印鑑かサインは、いるだろし。
何パーセントあるかのリスクは、意味があまり無いと思う。
母の事で、身にしみている。
リスクは、その人の運命。
運の強さなら、私はきっと大丈夫!
私は、最後には笑えるのだ!
ついているから大丈夫!
そう思うしか無い。
あとは、神様仏様に委ねちゃう。
信じるものは、救われるのだ。
父は特別養護老人ホームに入所出来たし、娘二人も独立したようなもんだ。
きっと、良いタイミングなんだと思う。
実はまだ、サイバーナイフは、本当にするの?出来るの?って思ってしまう自分もいる。
また、大どんでん返しとか、ある?
手術をする寸前の時のように、、、
悩み、迷い、足掻き。
自分に出来る限りの事をした。
元主治医は、セカンドオピニオンの必要は無いと言った。
私が、手術から逃げているだけだとも言った。
けれど、、、私は、髄膜腫手術をしている有名な病院を探し、電話をかけまくった。
主治医がいるのに、私は水面下で、他の医師を探したのだ。
けれど、どの病院も、紹介状が無いと診ることすら難しいと言われた。
病名が確定している。
既に経過観察中で、手術の話も出ている。
経過の分かる情報提供書もない。
紹介状もない。
セカンドオピニオンでも無く、初診からの診察。
今の状態を診て欲しいと、粘っても、どこもやはりダメだった。
そんな中で、相談室に回して下さった病院があった。
見知らぬ私、しかもその病院の患者でも無い私の話を、一時間近く聞いてくださったソーシャルワーカーさんがいらした。
東京女子医大の相談室だ。
診ては貰えなかったけれど、あのソーシャルワーカーさんの優しさは、きっと生涯忘れないと思う。
「シンプルに考えていいのよ。
医師を選ぶのは、患者さんの権利。
主治医に、セカンドオピニオンをしたいと、粘ればいいのよ」
まぁ、私にそれが出来れば、、、電話をしまくる事も無かったんだけどね〜〜
元主治医に、紹介状を書いて欲しいと、粘れなかった私。
手術しなければ、死んでしまうかもしれない。
だから、、、だけど、、、
なんとも、情けない私だった。
そんな時、幸いにも、福島先生に出会えたのだ。
私の四度目のメールに、返事をくださった福島先生。
信頼できる、新しい主治医とも出会えた。
しかし、手術日も決まっていながら、手術は出来ないと言われ、、、落ち込んだりもした。
けれど、、、それこそが、私にとって、最高の幸運だった訳なのだ。
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