日曜日、長女とライブへ行きました。
半年前から、約束していた長女とのライブ。
喪中ですが、長女が私と行くことを楽しみにしてくれていたので、行くことに決めました。
C&K、二人組の男性デュオです。
特養へ行く道すがら、よく聞いていたコブクロとC&Kが、私を何度も励ましてくれました。
この歌が始まり、久しぶりに泣きました。
長女も、涙を拭っていました。
そこにいた、沢山の方が、泣いていました。
愛を浴びて僕がいる
歌:C&K
作詞:CLIEVY/KEEN
作曲:CLIEVY/KEEN/栗本修
涙を隠して街に紛れ込む
じぃじ、ばぁばと泣きわめいて
だだこねてる子供の姿は
幼き日の僕だった
困った顔してでも
嬉しそうに手をひいて
僕もきっとあの子のように
愛で包まれていたのだろう
浴びて、愛を浴びて
僕はここに立っていられるんだろう
I'll be there 会える日まで
この命をかけぬけてゆくから
ごめんね今なら素直に言える
馬鹿だなもどかしさを当て付けて
じじい、ばばあと吐き捨てて
寡黙な愛に背を向けて
星のタバコに火をつけた
じんわり響いてゆく
痛みぬくもり伝わる頬
あの日の記憶が
今の僕の行く道を示してく
浴びて、愛を浴びて
僕はここに立っていられるんだろう
I'll be there 会える日まで
この命をかけぬけてゆくから
星になった今もなお
遠くから僕を見てくれている
会えない時間や距離に
僕等試されている
がんばれと笑ってるんだろう
浴びて、愛を浴びて
僕はここに立っていられるんだろう
I'll be there 会える日まで
この命をかけぬけてゆくから
浴びて、愛を浴びて
僕はここに立っていられるんだろう
I'll be there 会える日まで
そこから見てて欲しい
10年前、母が病に伏した時、長女は反抗期真っ盛り。
心の中で、祖母に対して、黒い想いを持ってしまったことがあったようです。
長女は今だに、その時の自分を悔いているようです。
ほんの少し前、そのことを泣きながら私に教えてくれた長女した。
大人になった長女は、傷ついて、悲しんで、悔いていました。
そんなこと、おばぁちゃんは何とも思ってない。
世界中で一番愛しているかもしれない長女のこと、何があっても。
私がそう伝えると、笑い泣きになりました。
母は常々、自分にとって一番の幸せな日は、私が長女を生んだ日だと言っていましたから。
私が働いていたこともあって、祖母である母は、長女には近すぎる程の存在だった思います。
思春期の反抗期、中学生対祖母。
そんなこと、当たり前。
でも、長女にとっては、大人になって泣く程の後悔だったようです。
でも、母にとって、長女は唯一無二の、初めての孫。
多分、私が母にしてあげた、最高の親孝行だったと思います。
長女にとっても、掛け替えのない祖母だったと思います。
友達との京都旅行を、母が肺炎で入院してすぐキャンセルしていた長女です。
行っておいでと言ったのに、やめてしまった長女。
何ヶ月も前から、楽しみにしていたのに。
結果的には、母の告別式の日が出発日だったので、良かったと言えば良かったのですが。
旅行の為に前後数日、遅い冬休みの連休を取っていたので、一日だけ出勤したものの、長女は母が入院して亡くなる前日まで、母の側にいてくれました。
アパレルの店長をしている長女は、年末年始が無く、やっと今頃の正月休みでした。
おばぁちゃん子の長女、思い残す事なく、母の側にいたようです。
亡くなる前日には、スマホで母の好きな美空ひばりさんの動画を母に見せてくれていました。
川の流れのように、、、でした。
母にとって、息が出来ない程の苦しみの中で、最後の幸せな時間だったと思います。
母が亡くなって、もうすぐ一ヶ月です。
もう、春一番が吹いている地方もあるようですね。
私の箱庭にも、春が来始めています。
御近所の木蓮も、開き始めました。
特養の庭の木蓮も、もうすぐ花が咲く頃でしょうか?
今年は、昼ご飯を食べながら、母と見られると思っていましたが、、、
残念ながら叶いませんでした。
母の代わりに、、、どうか、あの場所で木蓮を見ながら皆んなで食事が出来ますように。
どうぞ、自ら外に出れない人に、景色を空を、季節を感じさせてあげて下さい。
今まで沢山の方に、励まして頂きました。
長いような、短いような、私と母との日々。
頑張れ!!でした。
父の在宅介護は続きますが、このブログは卒業しようと思います。
長い間、本当に、ありがとうございました。
皆様に、沢山の愛が、幸せが注ぎますように。
また、何処かで(*^^*)
スーさん、今年も咲きましたよ(*^^*)