鳥の羽のような雲・・
23日は、母の担当者会議がありました。
母を支えてくださってる方達、ケアマネさんや、レンタル業者の方を含む11名通常の仕事を終えての5時半から、結局8時近くまで・・母の為に私達の為に集まって下さいました。
こーんなに沢山の方達がかかわってくださってる・・ありがたいことです。
ショートの責任者のKさん、きちんと今回の骨折の経緯を、皆さんの前で話してくださって「申し訳ないです」と言って下さいました。
いろんな意味で、今後の母の為に・・きっと良い塩梅になっていくのではないかと思います。
・・願います。カナ
母は~ショートへ行って留守でしたぁ。
狭い部屋の床の上に座布団を敷いてハンカチ落としでも出来そうな格好での検討会、意見交換会です。
今回は通所リハビリの担当PTさん二人も、いらして下さいました。
自宅の構造を見るためと、骨折して一ヶ月以上休んでいるリハビリ(足以外)を、5月から再開することにしたので、現在の母の様子を知る為にも是非ということでした。
リクライニング式の車椅子も二台、業者の方が持参してくださいました。
後日27日に、新しい車椅子が決まりました!
母に座り心地を確認してもらって、これ!と言うのが見つかりました。
そしてこの日も再度、訪問、通所のリハビリの先生達がわざわざ来てくださいました。
本当に、本当に感謝です
一ヶ月振りの母との再会でしたが、母もちゃんと先生達を覚えていましたぁホッ
骨折する前の、母のスケジュール↓です。
訪問歯科と、訪問マッサージは介護保険使用ですが、一割の負担金は医療保険(マル障)での支払いなので持ち出し金はいらないのです。加えて、予防介護ということで、介護保険限度の点数には反映されないそうです。
月曜日⇒通所リハビリ 9時30分~4時(PT/OT 20分、ストレッチャー入浴)
訪問マッサージ 5時~5時20分
火曜日⇒ヘルパー 買い物介助 11時~12時半
(第一週のみ 2時 内科医往診)
訪問看護士 3時~4時
訪問マッサージ 5時~5時20分
水曜日⇒通所リハビリ 9時30分~4時(PT/OT 20分、ストレッチャー入浴)
木曜日⇒(月約1回 空きのある日 ディサービス)
(月1回 脳神経外科受診 車椅子、介護タクシー使用)
訪問マッサージ 5時~5時20分
金曜日⇒訪問歯科 歯科衛生士 (嚥下、口腔ケア)11時30分~12時15分
訪問マッサージ 2時~2時20分
訪問リハビリ 4時~5時
土曜日⇒ディサービス(9時~4時 車椅子入浴)
訪問マッサージ 5時30分~6時
日曜日⇒全休
そして、約10日毎にショートスティ(二泊三日or三泊四日)
こんな感じの忙しい母の毎日でした。介護保険のフル活用。
ゆっくりのんびりしてる暇・・ないですね。可哀想・・かな?
でも、72歳の母・・ちょっとだけ光がさしている雲の隙間が見えるから・・頑張って欲しいのです。
入れ替わり、立ち替わり・・準備をしたり、階段の上り下り・・私も父も頑張ってるので「だから頑張れ!」・・なんてこと言ったりしませんけど、出来る事は出来るうちにしたいと思っているのです。して欲しいと思ってしまうのです。
私も、今なら出来るのでーす。
こんな感じで、これからも過していきたいと思っていた私でした。
が・・骨折してしまったんですねぇ
4月はショート以外の一切のリハビリ、移動は中止となりました。
そして、ヘルパーさんに来ていただく時間も増えました。
しかし、単位数の高いヘルパー、ショートを多く使うこと、それだけで介護保険は一杯です。
今回の事故について、ショート先での責任を果たしてくださることにはなっていますが「緊急一時入所サービス」の手続きを、ケアマネさんが申請しました。
それから、今後のことを考えて「身体障害者手帳」を使用しての「居宅生活支援の支援費制度」を利用するための申請もして来ました。
これは母が骨折が完治した後も、リハビリを続けながらヘルパーさんの居宅支援のサービスも受けたいという家族の希望を叶えて貰うための手続きです。
要するに、どちらも自費分を全額出さなくても良い為の手続きなのです。
有り難いことです
「緊急一時入所サービス」
「緊急介護保険の要介護、要支援認定を受けた方で介護保険サービスの利用限度以上に一時入所が必要な方を対象とする。
介護疲れでの利用は、一月に七日以内(通常回数プラス)の利用が可能。
ケアマネさん、今回の使用理由は・・「介護疲れ」にしたそうです。
・・疲れさせてくれたのは・・誰ってことは、飲み込む事にしましたが・・
とにもかくにも・・4月はこれを使用させて頂いて、自費分は通常の一割負担で済ませることが出来ました。
でも・・持ち出した一割だって、安い金額では決してないわけです。
なんだかな・・今更仕方ないけど、怪我さえしなければなぁ~の想いは消えません
「居宅生活支援の支援費制度」
介護保険を優先し、それ以上のサービスが必要と認められた時に使用可能。
介護保険の手続きと同様の流れをと仕組みがあります。
相談に行き、申請し、調査員との面談があり、認定が成されます。
申請から認定までは約二ヶ月。
暫定としての利用も可能で、認められれば前倒しで使用可能で、後日決められた負担金以上の分は返還してもらえるそうです。
母のショートの度に役所へ行きました。切々と・・語ってきました。
そして、暫定使用の許可の申請も受けて頂きました。
5月からは、この二つの制度を利用させて頂きつつ、リハビリを少しづつ再開します。
ヘルパーさんも家にいる日は、一日三時間入って頂きます。
ショートとヘルパーさんの利用をメインに、通所&訪問リハビリ週に一度づつ。
6月からは、利用時間を少しづつ逆転させいけたらなぁと思います。ショートを短くってことですね。
そして、また・・最初の生活に戻れるように
だけど現在、介護保険を払っていながら・・それすら使えない方もいる。
そのことだけは深く深く覚えておこうと思います。
母は、それでもまだ受け入れてくれる場所がある。
手を貸してくださって、希望につなげようと支えて下さる方たちが沢山います。
そのことを、忘れずに頑張っていかなきゃなぁ~と思います。
大切な介護保険、障害者保険、沢山使わせてもらってること・・いろんな方達に心から、感謝しています。
けれど、それほどまでの事をしないと・・やっていけない我が家です。
要介護5・・そうなんです。
でも、これだけの事を出来れば・・やっていけると思うのです。
使えるはずの介護保険を使えない方達がいる事実。
先の事を考えても仕方ないけれど・・それはいつか、他人事でなくなるかもしれません。
もし、母と似たような状況に今なっている方がいるとして・・もう少し何かが使用できればと思っているとしたら、我が家のことを思い出して、どうか無理を少しでも減らせるように。ケアマネさんでえ・・口にすることが少ないかもしれません。
介護をする側も、もちろんされる側も、元気に少しでもなれますように
今回、本当にイロイロ考えてしまいました。
自宅介護・・通い介護。
どちらもやっぱり、大変だと思います。
「大変じゃない。楽しんでいる」と・・感じる事が出来たら、それはやっぱり凄いことだと思います。
一人の家族を支える為に・・時間も力も、お金も、沢山必要なのですね。
何を「とりあえず」の一番に考えるかは、その家族それぞれだと思います。
大切なものは、沢山あるのだから・・。出来るなら、全部を一番に考えたい。
沢山の大切なもの、比較なんて出来なくて当然だと思います。
だから・・とりあえず、我が家は母がなるべく自宅にいられることを一番に考えました。
みんなが幸せだと思える時間を、増やすことを頑張ります。
自分らしく、自分と家族と・・それから限られた時間も大切に使えるように。
出来るだけ、愚痴と怒りが当たり前に出ないように。
これが・・私にとって大きなこと。
なにしろへタレで・・こう今は思っているけど、きっと又・・くじけて大泣きするんだろなぁ。
目指す所は皆同じなんだ~と、今更だけど、そうなんです
楽しく過したい。優しく、強くなりたい。
自分も大事にして、まわりも大事にしていきたい。
当たり前の介護・・自然体で。
頑張らなくたって、いつのまにか頑張ってたって、一生懸命に頑張ってたって、目指す所は、自然体なんですねぇ。
私の捻挫・・地道に快復中です。しっかし・・怪我の多い私
昨日から母はショートです。「追い出される・・」とか言ってました。
でも、今回は私の為に・・ユッタリ~と三日間を過すつもりです。
だって・・私ったら、怒ってばっかりの毎日で・・ほとほと嫌。
これから美容院にも行って、昼はマック、夜は鉄板焼に決定でーす
夜、ゆっくり、コメントのお返事させて頂きますね。後回しでごめんなさい。
皆さんの所にも、伺いますよ~楽しみでーす
エ!?来なくていいって・・そんなこと・・言わないでぇ・・