春ですねでも・・寒いけど。
我が家の箱庭、続々と花が満開になってきました
新顔アネモネ
スノーフレーク
ムスカリも超元気
そして・・いよいよ母の入院生活も、あと一日です。いや・・半日
退院日が確定してから、いまのうちにやっとこ!やっとかなきゃ!ってことなどなどで・・バッタバッタと動いていました。
母が骨折前は、ただひたすらに・・眠くて~眠くて
夜中のトイレ介助が、もう~~辛くてねぇ・・
折角の母のショート中も、なんだか開放感より、罪悪感みたいな変なもんに縛られたりもしてました
ただ・・自分の疲れをとる為のショート・・って感じで、遊びに行こうなんて思えなかったし
で・・・母が入院したら、今度は毎日通う数時間が・・しんどくて~
病院の様子に・・どうも慣れず・・肉体的には確かに楽になったけど、精神的に辛くて
身体が緊張しまくって、どうにもこうにも医者に行く始末でした
要するに・・楽な介護生活なんて、ないってことですな~そりゃ、そうですねアハハ。
いろんな介護の仕方があって、どの一つを比べても、似たような状況ではあっても同じではなくて、それぞれがいつしか、自分に出来る限りの介護をみつけていくのでしょうね。
誰かと比べたら・・羨ましく思うことだってあるけど・・仕方ないっすね
私は、なんとかまた、いろんな人の手を借りて・・在宅開始いたしましょう
年度が変ったので、タクシー券や理美容券の申請もしてきました。
タクシー券は、役所の介護保険課で「車椅子、ストレッチャーごと乗れる」福祉車輌用の券を貰ってきました。
車椅子からタクシーに上手く移乗出来るような人であれば、普通車輌のタクシー券で良いようです。
その場合は、障害者保険の方から出るということで障害福祉課になるんですって。
父はこちら、普通車輌のタクシーです。
去年郵送の手続きを取っていたので、発行日にはちゃんと自宅にタクシー券が届きました
福祉車輌のタクシー券は、郵送してくれません。
変ですよね~~~~
おまけに、福祉車輌使用は、車輌代がかかるんですよ。平日千円。休日三千円
理美容券は、地域包括支援センターでの申し込みになります。
こちらもケアマネさんの手配ではなく・・直接電話してお願いします。
父のケアマネさん包括支援センターの方、一応これに関しての母の担当者にもなってくれるらしく・・後日申請書を持ってきてくれるそうです。
以前の父のケアマネさんは、申請書の記入もしてくれたんですが。
今年から新しく替わった父のケアマネさんは、とってもマジメでグレーな部分がない方のようです
それから訪問マッサージさん、訪問歯科衛生士さんも再開連絡を入れました
訪問マッサージさんは、医療費でお願いしているので、介護保険は関係ありません。
ゆえに、ケアマネさんは無関係となります。
訪問歯科衛生士さんは、介護保険で賄われており・・しかしながら、介護保険の点数には関係ないという・・未だによくわからない不思議な領域。こちらも、手配は私です
ケアマネさん主催での・・担当者会議もありました。
介護保険を使って、母が受けさせてもらっているサービスの、各担当者や責任者の方との会議です。
ケアマネ、訪問看護士・訪問理学療法士・通所リハビリ施設の相談員と理学療法士・ヘルパーさん(二事業所一名づつ)・レンタル会社担当者・ディサービス主任介護士・ショートスティ介護福祉士
入院中の病院からソーシャルワーカー二名(一人は見習い見学ですって)・理学療法士
そして・・私。
病院の会議室をお借りして、忙しいであろう平日の三時・・総勢13名の方達が集まって下さいました。
病院のソーシャルワーカーの方、担当のリハビリ療法士さんも同席してくださって、今後の母の在宅介護のために・・母の現在の様子と、注意点などを話しあいました。
今更ながら、沢山の方達に支えてもらっています。
本当に、感謝しなければいけません。
入院中の母にも、会って行ってくださいました。
思わず「こんなに沢山の人が力を貸してくれるんだから、死にたがってる場合じゃないよ!」って・・言っちゃった私です。
母も、これでやっと帰れるんだと安心したようでした
そして、それと同時に・・ひとつ、覚悟もしなければいけないんです。
これは・・今後の在宅で、いろいろなサービスを使う為の・・家族が納得しなくてはいけないこと・・とでも言いましょうか・・。
今後・・も、起こりえる事故。
その時は、仕方ないことだったと・・思う覚悟です。
そんなこと・・あってはいけない。
そんな覚悟も納得も・・おかしい。
けれど・・人間相手のことです。
人間と、人間のことです。
それでも・・お願いするしか・・在宅を始めることが出来ない切なさです。
これは、母の場合です。
母の持ってしまった後遺症ゆえの・・障害ゆえの・・ことです。
もちろん、事故が起こらないように・・預かってくださる施設は、前以上に最善の方法を考えてくださっています。
家族にしても、ヘルパーさんにしても・・それは今までと同じ、それ以上に見守りの重要さは染みて下さっているようでした。
それでも・・万が一のことが起こるかも知れないこと・・それは、誰のせいでもなく・・ということを、敢えて覚えておいてくださいと・・病院のソーシャルワーカーの方が言われました。
私も、同意するしかありません。
というより・・家族として、それでもお願いしたい。
在宅介護をすること、実は当たり前に出来ること・・ではないんですね。
いくら私が頑張ると言っても、それには限界があります。
敢えて・・限界に立ち向かおうなんて・・私は思わないことにしました。
やはり・・自分も、自分の作った家族も大事ですから。
在宅だけではありません。
施設や療養できる場所だって、簡単には受け入れてもらえない場合がいくらでもあるわけです。
病院に通っていた約三ヶ月の間には、母以外の患者さんの厳しい現状も、否応なく目に、耳にしたりしていました。
退院しなくてはいけない時期が来て・・談話室で頭を抱えているご家族の方もいました。
どうしても自宅に帰れない患者さんもいます。
それは、計り知れないそれぞれの事情があるわけです。
すんなりと、施設や病院で療養出来るもいれば・・それすら叶わず、困っている人だっています。
三ヶ月毎に心も、身体もクタクタになって、施設や病院を探すことで疲れきっている人だっている。
なんだか・・本当に不思議な世界です。
四月になって、リハビリに関しても、また変っていくようです。
母が骨折して二ヶ月目からは、いわゆるリハビリ病棟に入院してたわけです。
麻痺足は、どんなに動かしてもらっても・・骨が丈夫になることは、ナカナカないそうです。
骨を強くするためには「踏みしめる」その動作そのものが、必要不可欠なのだそうです。
なので、少しでも骨を強くするためには、たとえ歩けなくても・・体重を麻痺足にも掛けて立つことが、大事なリハビリだそうです。
たった数ヶ月・・いえ、数日でも・・使わない筋肉はあれよあれよと落ちていきます。
それを戻すためには、三倍の時間が必要なんだそうです。
母は毎日、理学療法、作業療法のリハビリを受けていました。
リハビリの先生が担当者会議の時に言って下さったのですが
「骨折する前よりも健常側の筋肉は良い仕事をしているような気がする」と。
現に、骨折後のリハビリであっても、医療としてのリハビリを続けている毎日で、母の在宅では付きにくい場所の筋肉も強化されていきます。
例えば・・腹筋や背筋。
それによって・・全廃だと言われて力の抜けているような左麻痺腕が、ほんの少しですが力を感じるようになりました。
それは・・もしかしたら・・時期的に起こる拘縮なのか・・とも思えて、ぬか喜びかもしれないとも思っていますが、リハビリ療法士さんは良い兆候だとおっしゃってくれています。
これだけ集中してリハビリをすることは、回復期のリハビリ病院を退院してから二年振りです。
いわゆる・・回復する時期はとうに過ぎ・・在宅に戻ってからは、現状維持を目的としてのリハビリを続けてきたわけです。
リハビリを集中してやること・・健常側を鍛えることも出来るんです。
そうすれば、麻痺足に換わることは出来ずとも、絶対的にプラスになる。
それだけを考えても、リハビリは有効だと思うのですが・・。
在宅中のリハビリは・・週に二回の通所リハビリで、一日20分。
それから、自宅に来ていただく訪問リハビリが、週に一度で45分。
一週間のリハビリ時間を・・骨折入院中の今は毎日、日曜日、祝日以外は受けることが出来るわけです。
単純に生活していくことが、母にとってはリハビリのようなものだと思っていましたが、やっぱり本格的にリハビリをするということは、全然別なんですよね。
なのに・・国は・・今更ですが、それを良しとはしていないのだから・・・わかってないです。
四月から、通所リハビリでのリハビリ加算も変わるそうです。
うちのケアマネさん・・何も言ってませんでしたが。
今、母は骨折前に近い状態に戻っています。
リハビリ用の直立のポールを掴んで、車椅子から自力で立ち上がることも出来るようになりました。
母は、本当に頑張ってくれたと思います。
そして、今後も頑張ってもらいます
もっちろん私も、頑張っていきます
桜も咲き出して、私の箱庭も紫に染まっています。凄いでしょ?!
ここ数日の温度差、体調を崩している方も多いのではないでしょうか。
花粉症は、少しは納まってきたのかなぁ?(うちの旦那のくしゃみも、大分少なくなった気がします)
どちら様も・・風邪などひかれませんように。
お互いに、身体・・大事にいたしましょう!
今回もまた・・長~~~いですねぇ。
読んでくださって、本当にありがとうございました
去年買ったスミレとも再会
青紫のスミレ~
我が家は今、スミレだらけの季節を迎えました。
私の一番好きなスミレの花が、沢山です!見にきませんか~~~