ある人の本によれば
人は死なないんだと
もしそうであるならば
何をおそれるというのだろうか
猫が行き先がわからない車の中で
限りなく永遠に鳴き続けるみたいに
不安と恐れとでいっぱいになってる
何が待ち受けているかもしらずに。
この恐れは自分が作り出した幻想なのだとしたら
なにが、こわいというのだろうか
なにも
こわくはない
死は、恐ろしがる
生きている人の心に在るもの
生きている瞬間だけに
死が存在する
死んだ時には
もう
死をおそれる必要がない
死を怖がる気持ちが
恐れを膨れあがらせ
巨大な怪獣にしている。
人は死なないんだと
もしそうであるならば
何をおそれるというのだろうか
猫が行き先がわからない車の中で
限りなく永遠に鳴き続けるみたいに
不安と恐れとでいっぱいになってる
何が待ち受けているかもしらずに。
この恐れは自分が作り出した幻想なのだとしたら
なにが、こわいというのだろうか
なにも
こわくはない
死は、恐ろしがる
生きている人の心に在るもの
生きている瞬間だけに
死が存在する
死んだ時には
もう
死をおそれる必要がない
死を怖がる気持ちが
恐れを膨れあがらせ
巨大な怪獣にしている。