たすけは、外でほぼ1歳半まで過ごした。
5月下旬 怪我をして家の中へ
左後脚を切断して、しばらく別室に居た。
7月に偶然みつけた子猫を保護して
その部屋で猫を迎え
子猫が唯一の仲間となった。
子猫はほどなくして 里親に引き取られ
たすけはしょぼんとするかと思ったら
意外に元気で
私の心配をよそに、
そのうち別室から出て他の猫と逢う日々を選んだ
たすけのファイトはすごい。
外猫たちの集団にあった雰囲気と
家猫たちの集団にあった雰囲気は違う
でも
彼は果敢に 果敢に
家の先住猫に 挨拶しまくる
挨拶しまくる
挨拶しまくる
挨拶挨拶。
しつこいくらいに
身体をすりつけていく
あのファイトは
見習うべき美徳だ。
彼は どんな猫パンチやシャーにもひるまず、
あかるく 空気を読まず
どんどんアタックしていく。
その姿をみて
たすけはすごいなあ、
たすけを 見習わなくてはならない。
と
いつも思う。