昨日は知り合いの吹奏楽団のコンサートの写真撮影でコンサートホールを走り回ってました。
カメラに350ミリのレンズを付けて遠くを狙い写すのは、なんだかスナイパーになった気分です。
もう還暦過ぎたのにバタバタ動くのはさすがにこたえました。
今日はちょっと筋肉痛になりかけてます。
そんなさなか、連日アップしてる「吉川広家」の甲胄フィギュアですが、今日から一気に変わります。
先ず、仕上がったフィギュアの下地塗装に入ります。
ベースがスタイロフォームなのでラッカー系の塗料が使えません。
スタイロフォームはラッカー系の有機溶剤で溶けてしまいますので。
ただ、模型用の塗料はラッカーでも大丈夫ですが、使用したのはホームセンターで売っている「水性スプレー缶」の焦げ茶色です。
チョコレート色ですね。
これはフィギュアの立つ台座ですが、写真で見ると巨大チョコレートです。
スプレー塗料が艶ありなので、テカテカに光っています。
基本になる水性の焦げ茶色を全てのパーツに吹付けます。
その焦げ茶色が完全に乾いたら、アクリル絵の具の「バーントシェンナ-」を水でシャバシャバになるまで薄めて全体に塗りますが、そのままだと弾いて水滴の様になってしまいます。
なので、絵の具の表面張力を無くすために、食器洗い用の中性洗剤を1〜2滴絵の具に垂らします。
そうすると、絵の具が焦げ茶を塗った表面でも弾かなくなります。
これって錆色を塗り過ぎじゃないのか?と思われるかもしれませんが、不思議なことに、乾くと錆色が薄くなって、物足りないくらいになるんです。
なので、もう一度錆色(アクリル絵の具のバーントシェンナ-)を塗って行きます。
雨等で錆が流れて筋のようになった感じを描きます。
結構大胆に仕上げたほうがいい感じになります。
これで乾燥させますが、扇風機の風を当ててやると、かなり乾燥が早くなります。
なので、我が家は年中扇風機が出ています。
下地の焦げ茶色がテカテカの艶ありでしたが、この錆色を塗るとつや消しになるのでいい感じになります。
ここまで来れば、後は簡単!
ある方法で、一気に鉄の質感を出します。
これが以外なほど簡単で効果的な方法です。
それは次回に!