自称米子のプロモデラー

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吉川広家甲胄フィギュア製作 その四

2023-11-27 10:24:47 | 模型

昨日は知り合いの吹奏楽団のコンサートの写真撮影でコンサートホールを走り回ってました。

カメラに350ミリのレンズを付けて遠くを狙い写すのは、なんだかスナイパーになった気分です。

もう還暦過ぎたのにバタバタ動くのはさすがにこたえました。

今日はちょっと筋肉痛になりかけてます。

そんなさなか、連日アップしてる「吉川広家」の甲胄フィギュアですが、今日から一気に変わります。

先ず、仕上がったフィギュアの下地塗装に入ります。

ベースがスタイロフォームなのでラッカー系の塗料が使えません。

スタイロフォームはラッカー系の有機溶剤で溶けてしまいますので。

ただ、模型用の塗料はラッカーでも大丈夫ですが、使用したのはホームセンターで売っている「水性スプレー缶」の焦げ茶色です。

チョコレート色ですね。

これはフィギュアの立つ台座ですが、写真で見ると巨大チョコレートです。

スプレー塗料が艶ありなので、テカテカに光っています。

基本になる水性の焦げ茶色を全てのパーツに吹付けます。

その焦げ茶色が完全に乾いたら、アクリル絵の具の「バーントシェンナ-」を水でシャバシャバになるまで薄めて全体に塗りますが、そのままだと弾いて水滴の様になってしまいます。

なので、絵の具の表面張力を無くすために、食器洗い用の中性洗剤を1〜2滴絵の具に垂らします。

そうすると、絵の具が焦げ茶を塗った表面でも弾かなくなります。

これって錆色を塗り過ぎじゃないのか?と思われるかもしれませんが、不思議なことに、乾くと錆色が薄くなって、物足りないくらいになるんです。

なので、もう一度錆色(アクリル絵の具のバーントシェンナ-)を塗って行きます。

雨等で錆が流れて筋のようになった感じを描きます。

結構大胆に仕上げたほうがいい感じになります。

これで乾燥させますが、扇風機の風を当ててやると、かなり乾燥が早くなります。

なので、我が家は年中扇風機が出ています。

下地の焦げ茶色がテカテカの艶ありでしたが、この錆色を塗るとつや消しになるのでいい感じになります。

ここまで来れば、後は簡単!

ある方法で、一気に鉄の質感を出します。

これが以外なほど簡単で効果的な方法です。

それは次回に!