明日、毎年恒例の「米子工芸会展」の作品搬入が有ります。
展示期間は、11月17日〜11月21日で、場所は「米子市美術館」一階の第一展示室で、朝10時から夕方6時までで、入場は無料です。
展示最終日の21日は午後4時で撤収作業に入るので、展示時間が短くなります。
この日のために、毎年作品を製作するのですが、今年は米子映画事変が先に有ったので、そちらに展示した「老パルチザン」のフィギュアを展示します。
米子映画事変で展示した同じものなのですが、工芸会の展示では、40年前に製作したフィギュアも一緒に展示しようと思います。
これなのですが、40年前の技術と比較したら恥ずかしいような作品になってしまっています。
これでも、84年に開催された、徳間書店主催、「アニメ・SFモデルフォトコンテスト」のフィギュア部門で銅賞をもらった作品です。
今現在も壊れずに保管しています。
他にも、同じ時期に製作した、星野鉄郎とメーテルのフィギュアも展示します。
これも40年ほど前に作ったものなのでかなり下手な物になっていますが、昔はこんなに下手だったと言うことを実感してもらえると思い、あえて展示します。
展示スペースが大きいようなので、フィギュアの製作工程を説明した物や、使った材料等も展示します。
それと、映画事変の時とちょっと追加した部分があるのですが、
劇中の老パルチザンは、ロボット兵の顔に銃を突き刺して、銃自体捨ててしまうのですが、やはり有ったほうが戦士っぽいので銃を作りました。
アルミのパイプにプラバンを被せて、曲面部分はエポキシパテで仕上げました。
塗装はつや消し黒のラッカーを塗った後、エナメルのシルバーでドライブラシしました。
銃の形がロシアのAK74っぽいですね。
ただ、この時代の設定では木製のストックやハンドガードは無いかもと思ったので、あえて黒一色にしました。
明日は朝から積込して美術館に搬入します。
また、一日かかりそうです。