昨日からアップしている「朽ちたダグラム」の製作ですが、プラモを作り慣れていない方には、かなり難易度の高い加工が必要で、あまりプラモを改造したことが無い方は手を出さないようが良いと思います。
朽ちたダグラムですが、キットの素組では到底出来ないポーズですので、当然大改造が必要になります。
昨日は足の加工を書きましたが、あの程度は序の口です。
今日は、胴体の加工や、足の追加加工を書きます。
胴体の加工ですが、グレーのパーツの上部を写真の赤点線のラインでカットします。
更に、腰のパーツのウエスト部分を写真の赤点線のラインでカットします。
そうすると、かなり前屈ポーズが取れます。
腰のパーツの股間部分は、上の写真の様にざっくりとカットしています。
足が入る部分なのでこのくらいカットしないと足が入りません。
ここまで加工して仮組みしてみると、上の写真のようなポーズになります。
こうしてみると、足の「むこうずね」部分がかなり跳ね上がって見えるので、このままだと中身が見えて、空っぽなのがバレてしまいます。
足の内部にジャンクパーツを詰めてわざと中身が見える仕様にしても良いかもしれませんが、ここは見えない加工をします。
むこうずね部分をカットして、1ミリのプラバンを貼り付けます。
上の写真のようになりますが、この写真では足のかかと部分も多少加工しています。
右が加工したもの、左が加工前、写真の赤点線部分でカットして、かかと部分を低くしています。
こういう地道なバランス調整で、あの前屈ポーズを作りました。
この様な加工は簡単な方です。
表面のダメージ加工はモーターツールやはんだごて等、ちょっと道具が必要になります。
これからもっと大変な作業が続きます。